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ステークホルダー・エンゲージメントを高める取り組み~男澤社長へプレゼンテーション

※この記事は、神奈川大学経営学部の学生が執筆しています


こんにちは、神奈川大学経営学部2年安藤です。
 
第7回目となる7月2日は、スリーハイのステークホルダーへ「感謝」を伝える企画のプレゼンテーションを男澤社長に向けて行いました。

ついに!プレゼンテーション本番


 男澤社長へのプレゼンテーションはZoomで行いました。当日のZoomには男澤社長のほかに、徳江さん、鈴木さん、堀江さん、広報パートナーの米澤さんに来ていただきました。私たちが想像していたより来ていただいた人数が多く発表する際、緊張しました。

スリーハイのステークホルダーへ「感謝」を伝えるための2つの企画のプレゼンテーションをした後、スリーハイの方々から企画についてアドバイスをいただきました。プレゼンテーションの前日に徳江さんからのアドバイスをいただいたことでより深ぼった企画を考えることができました。
 
改めて私たちが考えた企画の説明をします。

①ハロウィンチョコバナナイベント〜地域の方に向けたイベント


1つ目の企画はハロウィンチョコバナナイベントです。スリーハイを支えてくださる地域の方々に向けて感謝を伝えることを目的としてこの企画を考えました。

スリーハイのヒーターを使ったチョコバナナの提供、スリーハイの廃材を使った工作イベントの2つを主軸としたイベントです。

工作イベントではトントン相撲に使う人形を制作し、人形同士でバトルをします。10月末にこの企画を行う予定のため、これまでの企画案にハロウィン要素を追加しました。ハロウィンに因んで、チョコバナナに目玉型のチョコをつけたり、トリックアートトリートというと飴をプレゼントすることを考えています。

目玉付きチョコバナナのイメージ

男澤社長から「イベントを只々開くだけではイベント屋さんになってしまう」というようなコメントをいただきました。この企画の目的を見つめ直し、スリーハイの伝えたい「感謝」について改めて考える必要があると感じました。

また、地域住民の方々に一方的に「感謝」を伝えても困惑するのではという助言もいただきました。相手が幸せになるように工夫するのも感謝の表し方の一つではないかと思い
 
・既存の企画に、気づいたらちょっとハッピーになる仕掛けを追加する
・おもいやりや細やかな気遣いを感じられるサービスを提供する

 
ということを考えました。

私達が初めてカフェDENに訪れた際、ウェルカムボードを書いてくださったことがとても嬉しかったため、イベントに参加する人にも同じように嬉しい、幸せな気持ちになってほしいためこの案を考えました。この案をより練り上げたいと思います。
 
チョコバナナの販売時間を5時間と想定していたのですが、徳江さんから「販売時間を短くしたらどうか」というアドバイスをいただきました。チョコバナナの試作をしてチョコバナナの制作時間などを鑑みて、チョコバナナの販売時間を考えたいです。

ハロウィンチョコバナナイベントの企画案


②ぬくぬくフェス〜スリーハイの従業員向けイベント

2つ目の企画はぬくぬくフェスです。

この企画は、「ぬくぬく」をテーマに、スリーハイの従業員の方々に向けて行うイベントです。スリーハイの従業員同士の親睦を深め、日頃の「感謝」を伝える機会をつくるために行います。スリーハイの従業員の方々に「スリーハイで働いていて良かった」「これからもスリーハイで働きたい」と感じてもらうことを目標としています。疲れを癒やして温まってもらうために足湯、ゲーム、感謝を伝えるための企画を行う予定です。
 
男澤社長からは「親睦を深めるために足湯を行うことは初めてだから面白そう」というコメントをいただきました。また、衛生面や場所が懸念点だというアドバイスもいただきました。どのような形で足湯を行うのが良いか改めて考えたいです。

ぬくぬくフェスの企画案


男澤社長が私達のnoteを見ているとおっしゃっていたので緊張しながら書きました。
 
次週はスリーハイが伝えたい「感謝」を見つめ直し、イベント企画を洗練させたいと思います。


男澤より〜イベントは「やること」が目的になりがち。イベントで何を伝えたいのか、考えてほしい

神奈川大学のみなさん、企画案のプレゼンテーションお疲れ様でした。ここから、私・男澤からも補足をします。

現在、スリーハイでは「ステークホルダー・エンゲージメント」を高める取り組みの企画立案・実行について、神奈川大学経営学部の2年生の学生4人のみなさんといっしょに考えています。

今回のプレゼンテーションでは、今日のnoteにもあったように、神奈川大学のみなさんから2つの企画案がでました。

①地域の方向け「ハロウィンチョコバナナイベント」
②スリーハイの従業員向け「ぬくぬくフェス」

いずれも、私や社員だけでは思いつかないような、学生らしい視点から考えられていました。一生懸命考えてくださり、ありがとうございます。

さて、そもそも「ステークホルダー・エンゲージメント」ってなんでしょう??ステークホルダー・エンゲージメントとは、企業が複数のステークホルダーの意見を自社のガバナンスや意思決定に反映させるプロセスのことを差します。

ちょっと難しい説明なので伝わりづらいですね。施策の具体例から考えたほうがわかりやすいかもしれません。具体的な施策としては、満足度調査、サプライヤーに対しての説明会やアンケート、市民団体に対し意見交換、交流会の実施などをすることで、企業の経営にステークホルダーからの意見を反映する取り組み、といえそうです。

そこで、今回神奈川大学のみなさんからは①スリーハイ本社が立地する東山田地域の方と、②スリーハイの従業員という2つのステークホルダーに向けたイベント案を考えてくださったというわけです。

今回、神奈川大学の皆さんへ打ち合わせでもフィードバックをしましたが、こういった取り組みは「イベントをやること」が目的化しがちです。

そもそも、「地域の方へ感謝の気持ちをしめす」といっても、地域の方は、スリーハイについてどんな思いを持っているのでしょうか?その思いを、わたしたちスリーハイは理解できているのでしょうか?

その前に、地域の方々にスリーハイという存在そのものが知られていないかもしれませんね。

例えば、好きな人に「好きです」と一方的に伝えたとしても、相手の人があなたのことをなんとも思っていなかったら、「好きです」と言われても困ってしまいます。知らなかったら「あなたそもそも誰ですか」となりますし・・・。

イベントを行うことで、ステークホルダーのみなさんにどんな思いを伝えるのか、イベントでどんなゴールを目指していくのかをきちんと整理することが必要ですと学生のみなさんにお伝えしたのは、こういうことからです。そうでないと、イベントを行うことが目的になってしまいます。

これらの視点の整理は大変難しいですが、私達スリーハイだけでは気がつかない、スリーハイの外にいる、神奈川大学のみなさんだからこそ気づく視点があると思っています。

この打ち合わせのあと、スリーハイ社員のなかでも、「ステークホルダー・エンゲージメントを高める取り組み」で目指す目標について改めて整理し、学生のみなさんに提示したところです。

今後の企画の進捗を楽しみにしています!

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