キンドル出版って無料なの?はい、そうかもしれません。
中山マコトです。
kindle出版にお金はかかるのですか?と、時々訊かれます。
答えはYESでもあり、NOでもあります。
自己流、無手勝流で本を作り、出しっぱなし、作りっぱなしで終わって良ければ、無料で出来ます。
が、ちゃんとした「本」の体(てい)を成し、売れるための見た目(タイトル、カバーデザイン)が整っていて、しかも読まれて評価される内容で、売れる本、をつくろうと思えば、やはり人の力を借りるべきです。
レシピ無しで料理を作っても、おいしいものは出来ないのです。
が、その場合、その誰かに払う費用が必要になりますね。
これ、とても重要なことで、
■自己流、無手勝流でやる!=出さなかったのと同じ。
■人の力を借りてでも、ちゃんと作る!=マーケットに実績が残る
という、決定的な違いがあるからです。
どちらが良いですか?ということです。
もちろん、ただ単に、「とりあえず本を出してみたいだけ」という人もいるでしょう。
「一度、本を出したんだよ!と人に言いたいだけ」という人もいるかもしれません。
出したはずの本が、誰にも知られず、ネットの検索にもまるでひっからず、生まれてきた痕跡も無く枯れ果てていく。
存在すら無かったかのように消えて行く。
それでも良いのだ!という人は、無料で出せばよいのです。
それで気持ちが良ければ出せばよいのです。
ですが、やはり、ここは声を大にして、声帯を振るわせて言いたいのですが、
本には「命」があります。
魂が宿っている!
僕はそう信じています。
言霊(ことだま)と言う言葉があります。
大辞泉によると、言霊とは、
古代日本で、言葉に宿っていると信じられていた不思議な力。発した言葉どおりの結果を現す力があるとされた。
とあります。
当たり前ですが、言葉には人や状況を動かすチカラがあります。
多くの言葉が、世の中を変えてきました。
人を動かしてきました。
そのチカラを持った言葉が、ギッシリと詰まったものが「本」。
本には人の人生を変える力があるんです。
だから、です。
本をテキトーに、いい加減に作ってはいけないし、扱ってはいけないと思うんです。
もちろん、自力で頑張って本を出すことがすべていけないと言っているわけではありません。
そうやって生まれても、立派な内容を持っている本は沢山あるし、評価される本も山ほどある。
ですが、正反対の、不幸な生い立ちを辿(たど)る本もまた、沢山あります。
僕は単に「そっち側」に行って欲しくない!と思っているだけです。
本自体が心から喜んでくれる本を作るためには、やはり、
「最低限、プロの力を借りるべき」
だと思います。
僕自身、デビュー作は、編集者にすべて助けてもらいましたし、2冊目以降も編集者がいなければどうなっていたか?考えるだけで恐ろしくなります。
・タイトルを考える。
・カバーデザインをつくる。
・全体構成を考える。
・文章を書く。
・文章を整える。
・正しく売る。
この作業には、すべてプロの技が必要です。
経験知が不可欠です。
だから、お金をかけずに本を作ってはいけないのです。
生まれてきた本が怒るようなやり方をしてはいけないのです。
先ずはプロの手を借りて、人の経験を借りて、正しいやり方を身に着け、その上で、2冊目以降は自力でお金をかけずにやる。
この2段階を経るのが、正しいアプローチだと思います。
kindleは無料でつくるのは危険で、哀しい行為なのだと思います。
今日も読んでいただき、ありがとうございます。
まだまだこれからも書いていこうと思います。
ぜひまた読んでください。
明日もお待ちしています。
今後もがんばっていきますのでスキ・コメント・フォローなど頂けると俄然、喜びます。
フォローは100%お返しするつもりです。
さて、あなたも、正しい出版にチャレンジしてみませんか?
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