看板も目立たない、行列もできない、そんな場所や店や人が好きだ。
中山マコトです。
昨日、twitterに書いたんだけど、その改訂版です。
沖縄の離島、伊江島に移り住んで、かれこれ19日。
少しづつ慣れてきた気もします。
お正月早々、大家さんの親戚の集まりに呼んでもらえたり、なかなか会えないはずの島の重鎮に会わせてもらったり・・・
恵まれていると感じます。
伊江島はこんな形の島で、米軍基地や飛行場などもあり、戦争で壊滅的な被災をした島。
ちょっとカピバラっぽい、ユーモラスなフォルムをした、島です。
さて、Twitterとかインスタには毎日すごい数の情報が流れてきます。
で、その中で目立つのが、沖縄の穴場とか、絶対に見ておく(行っておく)べきナンチャラ、とか美味しい(書いてる本人が思い込んでる)店とかの紹介なんだけど、とにかくぜ〜んぶ、キラキラばえばえの情報なんだよね。
ちょっと表面的。
かなりチャラい。
ずいぶん浅い。
何より、情報の横流し。
でも実際に住んでみると明らかなんだけど、本当に素敵な場所とか店とか人ってのはそんなキラキラばえばえしてなくて、一見、地味だったり静かだったりおとなしかったりするわけで、そう言う場所にこそ沖縄の本質が垣間見えたりするんだと思うんです。
大きく目立つ、大木の裏側とか、電気を流す巨大な鉄塔の足元の石の裏、浜辺の流木の下、畑で腰を曲げながら島ラッキョウを作っているおじいさんの背中とか・・・
そんな、ちょっと気づきにくい場所にこそ、本当に見て欲しいモノ、知って欲しいコト、聴いて欲しい音が潜んでいて、誰かの目が届くのを待っていてくれると思うんです。
だから僕はこうしようと思う。
キラキラせず、ばえばえしないけれども素敵で沖縄らしい場所を、少しずつ取り上げていきたいな!と。
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