朝起きて、「今日はどんな悪口を書こうか?」と考える生き方って、悲しすぎないか?
僕はずっと以前から、『鵜呑みにする』と言うことをしないで生きてきた。どんな噂であっても、必ずキチンと調べたり、或いは本人にズバリ訊いたり。
そうした中で、本当の答えを見つけてきた。
99%、噂とか流言は嘘だった。
要は、すべての意見はセカンド・サードオピニオンで、肝心なのは”誰が言ってるのか?誰が書いているのか?”と言うことに尽きる。
だから僕の口癖のひとつに、「それ、誰が言ってるの?確認したの?」と言う言葉があって、これがまさにマーケティングリサーチの本質でもあると思う。
ここを怠ると、マーケティングは成立しないわけだ。
以前、ある人に、あなたは他人の行動をよい方に考えすぎる、とか、どうしてそこまで性善説なのか?と言われたことがあるが、悪口や悪しき噂を無責任に垂れ流すよりも、できるだけ信じてあげようとする方が価値があると思う。
昨日も、ある人から、ある人の悪口を聞かされたけど、そんなのまったくの嘘である事は僕が一番良く知っている。
ちょっと調べればすぐに分かることだし、本人と付き合えば明らかに見えることだからだ。
だからこそ、嫌いになったときの行動は明快で、速い。
どうしても、心から合わないと思った人は、完璧に切るし、そこは絶対に譲らないで来た。
僕の父は、酔っ払いの精神科医だったけど、そして、患者さんの家族から、酒を飲んで診療していると言うことについて、病院にクレームが行ったりした事も多かったようだけど、他方、父を本気で慕ってくれる患者さんや家族も沢山いて、だからこそ、いつも一流の病院に勤務しつづけることができたのだろうと思う。
それは本当か?誰が言ってるの?いつもこの言葉を抱いて生きていたいと思う。
少なくとも、匿名で嘘を垂れ流すことだけは絶対にしない。
だって、朝起きて、「今日はどんな悪口を書こうか?」と考える生き方って、悲しすぎないか?
最後に・・・・・
この言葉が大好きだ。
『敵が多い。だから私は幸せだ。』
byピエールカルダン
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