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敵が多い。だから私は幸せだ。

敵が多い。だから私は幸せだ。 
これは、橋本恒夫さんが書かれたピエールカルダンの広告に使われた言葉です。
そして私は、起業家にとって最も大事な考え方だとも思っています。

敵が多いと言う事は、その分、エッジが立っていると言うこと。。
嫌いな人がいるからこそ、対立軸としての味方が出来る。
まさに作用反作用の法則です。

敵が多い人と言うのは、その分、個性が明瞭だと言う事。
だからその”個性”を求める人だけが集まり、やってくる。
そこにこそ、まさに本当のファン=ファナティック=狂信者が集まる。
この狂信者を集める行為を、ブランディングと言うんです。
 
ビジネスはファン作りからスタートします。
そのためにこそ、お客さんでいて欲しくない相手を特定しなければいけません。
あえて敵を特定する。これ、大事です。
 
ですが、どうしても、嫌われる事を怖がる人が多いです。
ま、当然だとは思います。
嫌われたくないから、全方位的にみんなに好かれようとする。
これを八方美人と呼びます。

私が敬愛するコピーライター、仲畑貴志さんの本に、
“みんなに好かれようとして、みんなに嫌われる”
と言うのがありますが、まさにそうなるんです。

私達はしょせん、世界中の人と付き合う事なんて出来ない。
だからこそ、敵を明確にして、反作用としての味方を見つけるべきなんですよ。
結果としてそれは、とても強い繋がりになります。

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