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起業に興味がある全ての人へ



起業って何?

価値を提供すること、その対価をもらうこと

起業家がメディアを賑わせています。
また、起業家といえば、スタートアップ。
日本の政府もスタートアップ元年として、スタートアップを国を挙げて作っていくと言っています。

では、そもそも起業とは何か?

「会社を作ること」は、ただの手段です。

目的は、業を起こすこと。
自分のアイデアや技術を使って、やりたいことを実現すること。
誰かに対して、自分が提供できる何かしらの価値がある。
その結果、提供された側から対価として金銭をもらう。
その金銭で、次の価値を生み出して提供していくプロセスとも言えます。

自分で価値を設定して、顧客へ届けること

では、『価値』、とは何か。

それは、相手が評価してくれて初めて『価値』となります。
逆に言うと、誰も評価してくれないものは、価値がない、となります。

「こんなに良いもの作ったのに、売れませんでした。」
そんな話をよくされます。

自分が想定していた人に届いているにも関わらず、売れない。
それは、そもそも相手が価値と感じていないものを作ってしまったということです。

これはとても重要なお話しです。

作る前に、
相手は何を価値と感じるのか?
相手と話し込みましょう。

『作り込まずに、話し込む。』

話し込んで、作り込んで、届ける。
相手が喜んでくれたら、対価を払ってくれる。
それが、価値です。

誰の、どんな課題を、どんな風に解決するのか?

業を起こす。
事を成す。

そのためにも、価値が重要でした。

では、価値をもう一段、分解してみましょう。

それは、こうなります。

「誰の、どんな課題を、どんな風に解決するのか?」

これが、とても大事な点です。

特に大切なことは、
誰の
です。

ここがズレると、課題も解決策もズレてしまいます。

あなたが解決したい課題は、誰の課題なのか?

その誰か、はあなたに対価を払ってくれるのか?

対価を払ってくれる様な課題と解決策を考えましょう。

どんな良いことがあるの?

最高の自由

たとえば、会社に勤めます。
やるべきことは、会社から指示されます。
細かい進め方は自分で決められるかもしれません。
また、役職が上に行けば、自分でやりたいことを決める権限があるかもしれません。
それでも、株主や会社の存在意義(パーパス)から大きく外れたことはできないものです。

そんな制約なく、好きなことができるのが、『起業』です。

自分が不便だと感じていることや、自分が欲しいもの、作りたい社会を創ることができます。

顧客が十分にいて、事業性・採算性(つまりは、お金が持続的に入ってくる仕組み)があれば、社員を雇ったりして事業を大きくすることもできます。

ただ、注意も必要です。

あなたが会社を作ったのなら。

顧客と最前線で接しているのなら。

全ての責任を取るのは、あなたです。

非難を真正面から受け止めるのは、あなたです。

他の誰からは、あなたの代わりになりません。
(軽い非難なら、代わりになってくれますが)

逃げ場がありません。

しかし。

そんなリスクを負ってでも、大きなメリット・喜びがあります。


最高のやりがい

あなたは、0から1を作りました。

アイデアに対して、対価を払ってくれる顧客を見つけました。
その顧客から、感謝されました。

この体験。
背筋がぞわっとします。
体が震えます。
心が喜びで満たされます。

あなたの人生のパーパス(生きる目的)が満たされたのです。

代えがたい経験になります。


大きく利益が出たら、自己資産ができる

もう一つ、起業するメリットは、(それなりに)大きな自己資産ができる、です。

普通に働いていたら、男性で2.7億円、女性で2.2億円ほどといわれます。(りそな銀行調べ)

もしもあなたが今の/これから働く会社でがむしゃらに働き、圧倒的な成果をだしたら。
これを上回ることも十分にあります。

しかし、これを2倍、3倍にすることは、かなりの『運』も必要になってくるでしょう。

また、今の仕事が心から大好きだったら、エネルギーが湧きあがってくるでしょう。
どんなにがむしゃらに働いても、疲れるどころか、よりエネルギッシュに生きられるはず。

ところが。。。
なかなかそうもいかないものですよね。。

『起業』は、自分が好きなこと、興味のあることで事業をします。
決して、「儲かりそう」のみで事業をしてはいけません。

自分で立ち上げた事業は、「逃げ場がない」です。
つまり、大変なことだらけ。
それでも、自分のアイデアや作りたい社会を実現する。
そんな高い志で突き進みます。

よって、「儲かりそう」で事業を進めると、だんだんきつくなります。
そこに志がないためです。
エネルギーがなくなってきます。
ガス欠になり、事業をやめてしまいます。

事業で大切なことは、「しつこさ」。
ぜひ、好きなこと、作りたい社会のイメージを深堀りしていきましょう。
(この辺りはまた別の記事で書きますね!^^)

話を戻します。

そんな事業を進めていく中で、ある顧客群(=市場)を創る、独占する。
大きな『自己資産』ができます。

その『自己資産』をどれぐらい大きく作るか。
そんな戦略を作っていきます。
(ここもまた別の記事で書きますね!)

もちろん、ある程度の運も必要です。
また、「そんなに大儲けしたくないよ、リスクを負いたくないよ」という方も多いかと思います。

そんな裁量があるのも、起業ならではです。

自分が好きなこと、作りたい社会を実現する。
それで、喜ぶ人が出てきて、対価をもらえる。

起業には、最高のやりがい、生きがいがありそうですね。


どんなリスクがあるの?

事業に使ったお金がなくなるかもしれない

いい話の裏には、悪い話があります。
大きな自己資産ができれば、いいけど、失敗したら??!!

その答えは、「自分が事業に使ったお金がすべてなくなる」、です。

起業するために、5万なり、10万なり、事業によっては数百万を用意します。
(このあたりも、また別の記事で書きますね!^^)
そのお金を使って、事業を立ち上げて、顧客に価値を届けて、対価をもらう。
その対価を使って、さらに事業を進める、大きくしていきます。

ところが、その対価が入ってこなくなったら。。
または、期待していたほど対価が入ってこず。。
にもかかわらず、出費が大きい。

そんな場合は、自分の用意したお金が尽きるまでがタイムリミットです。

尽きたら。。
ゲームオーバーです。

ただ、自分のお金の範囲内だと、良くも悪くも、これで済みます。

これで済まないケースが、2つ。
銀行から融資されている場合と、投資家から出資を受けている場合です。


銀行に借りたお金を返さないといけない

あなたの事業に、拡大できる可能性があったら、銀行と話すことができます。
「このお金があったら、今のxx円から、xxx円の収益にあがります。」

そんな風に言えたら、おめでとうございます!
銀行から融資を得られます。

ところが。。

そんな計画通りに話がいかないことも多々あるものです。

そんな場合は、銀行に借りたお金を返す必要があります。

どう返すか。。

地道に返していきましょう。。


投資家の期待に応えないといけない

最後は、投資家に出資を受けた場合です。
これは、一番大変かもしれません。

なにしろ、投資家の期待に応える必要があります。
投資家に、ぼろ儲けしてもらう必要があります。

そのため、事業が急成長するような計画とアクションが求められます。

実は、投資家に投資してもらったお金は返す必要がありません。
あなたのチャレンジに投資したからです。

とはいえ、事業が暗礁に乗り上げたら、かなり厳しいミーティングが待っています。
(この辺りも、また書きますね!)


サマリ


起業は、チャンスもあれば、もちろんリスクもあります。

どちらにしろ、あなたの人生の中で、またとない最高の経験が得られます。

やりたいことがある方、起業に興味がある方、ぜひ、ぼくのnoteの記事を参考に、検討してみてください!

これから、起業に関する記事、やりたいこと・生きたい人生の作り方などを書いていきます。

質問やコメントある方、気軽にくださいね!^^

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