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コラム集2

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コラム徒然
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2021年7月の記事一覧

文で春をひさぐ

週刊誌というものの記事の大半はゴシップである。ゴシップ、日本語で醜聞というものは江戸時代に瓦版の記事は政権揶揄か醜聞だったといい、醜聞を読売が読んで売り歩くとそれを聞いた人間がなんじゃそりゃ、そんな汚い話があるもんだよとなって瓦版を買うということが結構あったという。
超人気アニメの主題歌を歌った歌手の夫の声優が若い業界娘と不倫してそれを週刊文春に書かれた。
醜聞を書いて売るというのは瓦版の頃から変

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人生はRPG

リセット不可だが人生はRPGである。五輪の開会式でギリシャ選手団がドラゴンクエスト序曲に乗って入場だなんて10年前に予想してた人なんて居るんでしょうか。
私も小山田圭吾が降板した時に古関裕而のオリンピックマーチがええならドラクエでもええと直前にちらっとTwitterで言った程度です。現実の方が遥かにゲームです。

五輪開催

私は感染症や組織委員会の不始末や過去の過ちで断罪などの様子をみていて、失敗だろうと思っていました。正直開催には反対意見でした。
ですがブルーインパルスの展示飛行と開会式のゲーム音楽とプラカードの吹き出しなど、演出と音楽をこうしようと計画していた人々は誰だろうと思ったら、もうこのまま好評のうちに大会が行われたらいいと思うようになりました。
開かれるなら好評の方がいいです。
演出と音楽も結果として誰が

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小林賢太郎

芸風を確立する過程でネタにしたユダヤ人ホロコーストネタを理由に東京五輪の演出を解任された。
過去の作品の不備なので小山田圭吾やのぶみのケースとは違い解任の理由にはなる。
そういう人間を過去の作品の不備で私刑にする構図はとても危険で問題がある。
正義中毒の世論に訴え、五輪に仕事として参加した人間の機会を奪うという独裁者のいない全体主義になっている。
感染症のため中止を求めることと仕事として参加する人

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竜とそばかすの姫

こういうレビューを書くことになるとは正直実際に作品を鑑賞するまで思いもよらなかったです。
誰が出ているとか、誰が作っているか、ではなく、静かに理不尽にはどう立ち向かっていこうかということが描かれている気がします。
ネット社会や正義というものを痛烈に風刺しており、人間に大切なものは機能性じゃなくて本質だろと静かに描いています。
ネット社会では匿名性によるメリットを皆、享受して匿名性に隠れて暴力を振る

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小山田圭吾

子どもの頃の障害児をいじめた過去を告白して、東京五輪の仕事を任されてから大炎上している。
いじめのような犯罪を犯しても反省することなく何食わぬ顔で暮らしている人間はたくさんいる。
小山田圭吾は過去を過ちを自分の未熟と後悔して謝罪している。
この一連の様子を正義中毒から叩く者、障害を持っていたらいじめられるのかと詰め寄る者、胸糞悪いいじめだと不快感を露にする者。
真島昌利がTRAIN TRAIN で

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