見出し画像

音楽でつなぐ

ふくしとぼうさい日記303日目。
日々の活動であったことから、思ったことを綴っています。

今日午前中は、2つの健康・生きがいづくりの音楽プログラムの実施日でした。

ひとつは今日から開始する高齢の方を中心とした歌プログラム「すこいき歌声クラブ」、もうひとつは、毎月行っている知的障がいのある方を中心とした「みんなでミュージック」といったものでした。

「すこいき歌声クラブ」は、もともとコロナウイルス感染拡大前には「歌声喫茶」として、毎回20名が来てくださっていた歌のプログラムでした。
感染が拡大し、開催場所としていた逗子市福祉会館が歌のプログラムは全面禁止となっており、現在もその状況が続いています。

運営するNPO法人すこやかいきいき協議会で、もちろんコロナウイルス感染防止が一番ですが、歌による発声のトレーニングはとても大切なものとしており、屋外で歩いて海岸で歌う取組み「逗子浜ウォークと歌の会」を毎週火曜日に実施したり、逗子市文化プラザにある芝生の屋外スペースでの音楽練習「サウンドオブフレンドリーミュージック」を毎月第三日曜日に開催したりなど、試行錯誤で続けてきました。

ご参加の方から「歌声喫茶を再開してほしい」とのお声をいただいた講師の平松さんからのお話で、福祉会館から会場を変えて名前を変えて実施してみようと、本日逗子アリーナというところでテスト実施となりました。

時間は9:30から10:45。今日は初回にも関わらず10名の方がお越しいただき、講師の平松さんのクラリネットの伴奏のもと、もちろんマスクをしてですが、1時間の間、皆さん楽しく歌われていました。

11:00からは、毎月行っている知的障がいのある方を中心とした「みんなでミュージック」を同じ会場で実施しました。
講師の飯塚三枝子先生のご指導のもと、童謡や皆さんが知っている歌で楽しく1時間歌ったり打楽器を演奏したりなど、音楽を楽しみました。

「すこいき歌声クラブ」と「みんなでミュージック」の時間を連続したのには訳があって、毎月第三土曜日は11:00から「みんなでミュージック」で会場を確保していることからその前の時間が空いていることが多く会場が確保しやすいことと、将来的にできたら高齢の方と知的障がいのある方の歌のプログラムを一緒にできたらいいなと考えての連続で企画してみました。

今日はまだテスト段階なので、それぞれのプログラムでしたが、音楽で両者をつないで、混ざり合って音楽を楽しむ空間が将来できたらいいなと、考えています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?