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犯罪を防ぐご近所活動

ふくしとぼうさい日記956日目。
日々の活動から、街の課題解決のチャレンジをしています。

ご近所での見守りや支えあい活動を行う「お互いさま活動」が逗子市にはあり、私が住んでいるグリーンヒルという団地でも「お互いさまグリーンヒル」というチームがあり、そこに所属して、地域活動を行っています。
現在約20名のお互いさまサポーターが約50名の一人暮らし高齢者などを見守り活動をしています。
あわせて、地域で集う「ふれあいサロン」という活動を行っています。

今日はお互いさまグリーンヒルの月1回の定例会でした。

そこで、認知症お一人暮らしの方が悪徳業者と屋根の工事の契約をしてしまい、見守りから異変に気付き、行政の消費者センターの介入で、工事前に解決ができた事例がお話をされました。
このような地域の高齢の方を狙った詐欺に近いやり方が地域で増えています。
普段の見守りと声かけが、力を発揮した事例です。

特殊詐欺も、今年になって例年の数倍の被害件数に及んでいます。
別のサポーターから、その方の担当する高齢の方が騙されそうになり、早く気が付き、未然に防ぐことができた事例が発表されました。
こちらも、普段の見守りと声かけが、力を発揮した事例です。

一方、先月この地域では空き家を含めて4件の空き巣被害がありました。
こちらについては、空き巣被害の起きた時間が不確定で、かつ表からは見えづらい家の裏からの侵入のため、未然に防ぐことはなかなか難しい対応となります。
すぐに警察、そして自治会が、対応強化のためのチラシを作り、地域で周知を行いました。
また、警察のパトロールの強化、自治会における防犯パトロールの強化もされ、地域ぐるみでの防犯体制が強化されています。

私も、普段見守っているお一人暮らしの高齢の方2名にさっそくチラシをお届けしました。

空き巣は防ぐことはできませんでしたが、温かい目が網のようにある我が団地です。
2025年には団塊の世代が75歳以上の後期高齢者になり、認知症の方も地域でもっと増えていきます。
そして同様の犯罪もなくなることを願いますが、なくなることはなかなかないと思います。

支えあう地域づくりは、一日ではできません。
支えあいが犯罪を防ぐひとつの要因となります。
できることからでよいと思います。
コツコツ作っていきましょう。

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