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「きょういく」場所はどう作れるか

ふくしとぼうさい日記326日目。
日々の活動であったことから、思ったことを綴っています。

とある方からご相談をいただきました。
ご家族が認知症を患わられており、まだ軽度とのことですが、地域での行き場が少なく、もっと楽しめたり、ゆっくりできたり、やりたいことがやれたりなどの場ができないかというご相談でした。

居場所作り、とても大切です。

認知症の方が通う場としては、認知症対応型のデイサービスや、地域包括支援センターなどが行っている認知症カフェなどがありますが、その方が望むのは、他の人と一緒にやるプログラムだけでなく、もっと自由度の高いものを希望されていました。

地域のボランティアの活動で「サロン活動」があります。
おしゃべりがメインの場で、その場を大切にされている方も多くおられます。
一方、おしゃべりが好きではない方、集団が苦手な方もおられ、そのためにすこやかいきいき協議会では、書道、麻雀、体操から、歩く会、歌う会、おしゃべりの会など、内容を豊富に作ってきました。

今回のご相談から、様々な話を経て、その方が身近に気軽に通える認知症カフェを一緒に作ってみようとなり、今後この居場所作りを考えて行くことになりました。
やりたいことがその場で選べて、その方がいたいと思える場づくりができたら。
身近にある「きょういく場所」はどう作れるのか。
どこに場所をしたらよいのか。
どのぐらいの頻度で行うのか。
人数は、担い手は。

以前コロナ前に認知症フレンドリー逗子葉山という活動で、夜に行う認知症サロンを行っていました。
ご飯をたべて、おしゃべりをして、皆が楽しめる時間でした。

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ヒントは意外と近い所に色々ありそうです。

認知症の方が今後もっと多くなります。
今の地域から、日々アップデートをしていき、多様なニーズに対応できるようにしたい。
それを地域の皆さんと楽しく作っていきたい。
新しいチャレンジが、ひとつまた生まれそうです。


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