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10年目がやっと動き出す

ふくしとぼうさい日記152日目。
日々の活動であったことから、思ったことを綴っています。

逗子葉山の中高生による防災チーム3.11つなぐっぺしで、顧問としてサポートをしています。
7月3日(土)と4日(日)に、学生ボランティアバスツアーをつなぐっぺしで企画しており、今日確認を経て、参加者全員に旅のしおりと参加承諾書を送りました。

昨年の9月、東日本大震災から10年目の3.11を迎えるにあたって、彼らは何ができるかを考えました。

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今だからこそ、多くの学生に被災地を直に見てもらい、被災地でお金を落とす応援をしながら、学んできたことを多くの人に伝える活動をしたい!と、学生ボランティアバスツアーを1月に実施することで、企画が始まりました。

協賛を募集したり、募金活動を行ったり、企画は順調に進みましたが、1月の緊急事態宣言発出のためやむなく中止・延期となり、3月14日に日程を変更して調整を始めました。

多くの人に伝えながら支援の輪を広げようと、彼らは3月に逗子駅前で声を出さないサイレント募金を計7日間実施をする企画をしました。

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実施をしながら、募金に参加してくれる学生がどんどん増えて、活動が盛り上がってきたさなか、緊急事態宣言が延長となり、3月14日の実施ができなくなってしまいました。

それならば5月に延期して実施しよう!と、5月8日に二度目の延期を決め、4月も7日間のサイレント募金を企画して、日々学生たちは頑張りました。

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ようやく5月にはいけるかな、と思っていたら、神奈川の隣の東京が緊急事態宣言発出となったため、ご協力をいただいている福島県南相馬市役所から来訪NGが出てしまい、再び中止・延期となってしまいました。

かなりの落胆でしたが、3度目の正直として、7月3日・4日で調整し、1月の企画から6か月を経て、10年目の3.11をつなぐ企画が実施できそうです。

現在19名の学生の申込があり、事前の行動自粛とあわせ、当日も厳しい感染防止対策を十分講じながら、実施する予定です。

おもちゃの図書館財団様から、たくさんのおもちゃのご寄付をいただき、南相馬市役所から活用をしていただくこととなり、当日贈呈式を行う予定です。

福島県相馬市・南相馬市で牧場を再建したところを視察させていただく予定です。

東日本大震災・原子力災害伝承館に行き、災害についてきちんと学び、南相馬市、浪江町、双葉町、富岡町、いわき市など、被害を受けたところを細かに見て回る予定です。

福島ロボットフィールドという最新施設を見学させていただき、新たな福島を学ばせていただく予定です。

忘れないつなげていく10年目の活動が、やっとスタートできそうです。

さあ、みんな! がんばっぺし!

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