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海は心をときほぐす場所

ふくしとぼうさい日記320日目。
日々の活動であったことから、思ったことを綴っています。

逗子市には、皆の愛する逗子海岸があります。
この夏もコロナもあり例年よりは逗子海岸に行く機会が少なく、夏が好きな私にとっては本当に寂しい夏となりました。

何カ月ぶりかに逗子海岸に行きました。
運営しているNPO法人すこやかいきいき協議会で毎週火曜日に行っている「逗子浜ウォークと歌の会」というウォーキングと浜で歌う会に、久しぶりに参加してきました。

コロナ感染拡大前は、歌のプログラムとして「歌声喫茶」と「ギターで歌おう」というプログラムを行っていました。
感染拡大で、公共施設での歌のプログラムが施設側からの中止依頼で、すべて中止となってしまいました。
一方、歌を歌うなど声を出すことは、健康づくりにとってとても重要なことで、口腔機能の維持・向上だけでなく、全員運動でもあるので、プログラムがなくなってしまったことで声が出にくくなってしまった・体力が落ちてしまった、などの声が届きました。

認知症フレンドリー逗子葉山という認知症のご本人の方や家族や支援者で作る会で、「歩こう会」というのを月1回開いていました。逗子の中心地の逗子市役所に集合し、逗子海岸まで歩く企画です。

歌声喫茶の音楽講師の平松三郎さんより、海風がある海で屋外で歌ったらどうかと、昨年の6月に提案をいただきました。

その当時から、屋外での運動は奨励をされていたこと、海で距離を開けてマスクを着けて歌えば感染リスクは非常に抑えられることから、「歩こう会」と「歌声喫茶」をあわせた企画「逗子浜ウォークと歌の会」として、昨年の8月から毎週火曜日に行っています。

プログラムは、逗子市役所に集合し逗子海岸までの往復を歩く事と、逗子海岸の端で30分程度懐かしの歌を平松さんのクラリネットにあわせて歌うというものです。

雨の日と、緊急事態宣言発出時は中止をしていましたが、少人数でも継続して実施をしてきました。
現在は10名程度で毎週火曜日に活動をしています。

13:30に市役所に集まり、逗子海岸に向かいます。
歩いて約1㎞で逗子海岸につきます。

久しぶりの砂浜の感触にとても嬉しくなります。
おしゃべりをしながら、波を脇に見ながら、海岸の端に向かいます。


海岸の端に到着すると歌の準備がはじまり、他の人の邪魔にならないように、30分の歌の時間が始まります。

私はその後の活動があったので、そこで失礼しましたが、久しぶりの逗子海岸のウォーキングに心がゆったりとしました。

海は心にやすらぎを与えてくれます。
海を複数で歩くと、それだけで仲良くなれます。
海が心をときほぐしてくれるので、はじめての方でも帰ってくるときにはすっかり仲良しになり、またね!と次につながっていきます。

少しずつ色々な場が戻っていきますが、逗子海岸を歩く会は、大切な取組として継続をしていきます。


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