住み慣れた自宅で最後まで暮らすために必要なこと その1
ふくしとぼうさい日記728日目。
日々の活動から、街の課題解決のチャレンジをしています。
小規模多機能居宅介護のおーばるほーむで、おおよそ週に1回、できる時に外出のお手伝い=車でのドライブを行っています。
高齢になると、生活範囲が自然と狭くなり、行く場所も限られてきます。
おーばるほーむでは、外出を大切にされており、外の散歩とあわせて、普段いかない場所などへの外出としてドライブを活動の一つとして実施されています。
今日は3名の男性のご利用者さんと一緒に、葉山町をぐるっとドライブ。
逗子海岸から、葉山森戸、御用邸前、長者ヶ崎、湘南国際村を回って逗子に帰るルートで、途中解説をしながら回り、皆さん楽しんでくださったようです。
今日は、おーばるほーむで、利用者の方々を取り巻く現状についても、お話を伺えました。
在宅での生活で、ご近所関係でトラブルがあり、やむなく施設入所になってしまった方のお話を伺い、色々考える機会をいただきました。
私も自宅で家族の介護をしています。
住み慣れた自宅で最後まで過ごすことができること、様々な方に支えていただいて、何とか生活ができています。
その中の一つとして、ご近所そして地域の理解、という点があります。
支えあいの意識を、認知症の理解、高齢期の生活の理解、多くの人に知っていていただきたい、福祉の基礎理解=リテラシーを改めて進める必要がありそうです。
前職の時代は、多くの理解を広げる講座を企画していたりしました。
現在はイベントは行っていますが、講座などの啓発の取り組みはなかなかできていません。
今日は良い考えるきっかけをいただきました。
住み慣れた自宅で最後まで暮らすことができる地域づくりのためにできることを。
考えてコツコツと実践をしていきたいと思います。