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バスのバンド

ふくしとぼうさい日記158日目。
日々の活動であったことから、思ったことを綴っています。

音楽で混ざり合ったり、つながったりする取組みをしています。
「みんなでソング」という知的障がいのある方の歌の練習会や、「フレンドリー楽団」という認知症の方を中心とした楽団で楽しく演奏したり、「バスバン」という復興支援と防災啓発のバンドでイベントで演奏したりなどしています。

今日午後は高齢の方の音楽の取組みについての打ち合わせでした。
新型コロナウイルス感染防止のため、高齢の方を中心とした屋内での歌をともなう取組が制限されていて、今日は打ち合わせをしましたが、実施会場の確保という点でまだ実施が先になりそうです。

昨日の話ですが、復興支援と防災啓発のバンド「バスバン」で6カ月ぶりに屋外のイベントで感染防止を図りながら演奏してきました。
横浜市金沢区にある「横浜南部市場」というところでのイベント。
金沢区のバトンチームフラッパーズというグループと合同での発表でした。

バスバンができたのはちょうど9年前。
逗子災害ボラバスターズという、東日本大震災の復興支援のボランティアグループができ、何回も東北へのボランティアバスツアーを計画して、仲間と支援活動をしてきました。
行き帰りのバスの中で色々な人と話をしますが、楽器ができる人が多く、一回練習をやってみようか?という話をしていたところ、たまたま逗子市でボランティアの交流会があり演奏者を募集していたところから、出れる人でてみよう!と、ボランティア「バスのバンド」=「バスバン」と名付け、発足しました。
以後ずっと活動をしており、多いときは、年15回も演奏のご依頼をいただいていました。

行っている活動は、音楽を楽しんでもらいながら、募金を集めて被災地に送る活動と、MCで被災地の現状や普段の備えについて話をして色々な人に知ってもらう活動です。

地域で行われるイベント、神社のお祭り、福祉施設のお祭りが中心で、被災地でも演奏してきたこともあります。

そのバンド活動ももう9年になります。
演奏でも被災地でも地元の活動でも共に汗を流し笑いあっているかけがえのないバンド仲間です。
初期メンバーは6人でしたが、今は9人と仲間も増え、9年の間にメンバーに4人も子どもができ、その年月を感じます。

昨年は新型コロナウイルス感染拡大のため、ほぼ演奏がありませんでした。昨日は息子がサックスで久しぶりに参加してくれました。
娘も以前は出演してくれたこともあり、親子で演奏・共演できるのは格別な時間です。

音楽でつながる輪が、ふくしとぼうさいの輪を広げてくれています。
できればずっとずっとこのバンドを続けていきたい、そう願う大切な仲間との時間です。

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