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避難所運営ゲームHUG

ふくしとぼうさい日記519日目。
日々の活動から、街の課題解決のチャレンジをしています。

今日夜は、沼間小学校地区避難所運営委員会の企画会議を久しぶりに対面で行いました。
大災害時に市の職員が駆けつけられない時に住民主体で避難所をつくるための委員会ですが、参加する各地域の自治会の皆さんが役員交代のため、毎年半数以上が新たに参加される方となります。

毎回6月には、避難所についての基礎学習と、研修として、避難所運営ゲームHUGというツールで避難所の理解を図っています。

静岡でつくられているこのゲームは実際の避難所開設の擬似体験ができるよくできているツールで、避難所を想定した模造紙大の紙に、続々と来る避難者の避難場所を決め置いていくと、実際の避難スペースと大きさが一致し、実際の避難場所の指示判断と同じになるゲームです。

約250人の避難者で、元気な方、高齢の方、障がいのある方、介護が必要な方、子ども、妊婦さん、病気の方、旅行者グループなど、様々な方の避難場所を即座に決めていく必要があります。
人だけでなく、犬、猫、鳥、ウサギ、ハムスター、介助犬も来たりします。

色々な問題が起こり、トイレ問題から、シャワー、喫煙所、掲示板、近隣トラブル、取材、総理大臣の来訪、物資、食料などなど、途中途中で起こってくるので、都度軽いパニックになります。

今日は3チームに別れて、半分の124名のみのワークを行い、皆さん混乱されながらも、避難者受け入れを無事にされておりました。


3チームごとに、対応も微妙に異なり、臨機応変な対応について、事前に決めておくことの重要性と、訓練の重要性を改めて認識しました。

このような認識を広げていくことが非常に重要で、色々な場面で伝え続けていきたいと思います。

避難所運営ゲームHUG。
皆さんも機会があったらぜひ体験してみてください。


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