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福祉の事業所を大切にしたい

ふくしとぼうさい日記439日目。
日々の活動から、街の課題解決のチャレンジをしています。

逗子市新宿にある小規模多機能居宅介護事業所おーばるほーむの皆さんの外出支援のお手伝いを1月からできる時にしています。
小規模多機能居宅介護事業所とは、要介護の高齢のでも在宅での生活が継続できるように「通い」「訪問」「泊まり」を支援する、小規模な居住系サービスの施設です。

市内には様々な高齢者福祉施設があります。
特別養護老人ホーム
有料老人ホーム
老人保健施設
デイサービス
認知症対応型グループホーム
サービス付き高齢者向け住宅
そして小規模多機能居宅介護
などなどです。

コロナウイルス感染拡大でほぼすべての施設でのボランティア活動はストップしていると思います。

大きな高齢者福祉施設でも、小さな施設でも、コロナ前からお手伝いをしてきました。
大きな高齢者福祉施設には地域のボランティアが行きやすい環境がありますが、小さな施設にもっと地域の手が入っていけば、よりたくさんの地域の福祉施設が助かって、入所されている方や通われる方も、より様々な機会ができると考えていました。

地元の社会福祉協議会を退職し、現場がなくなったのもありますが、お声かけをいただき、この外出支援をさせていただくのは、小さな福祉施設も、もっと大切にしていきたい、という思いからです。

今日は、車を2台出し、ご利用の方5名とスタッフ2名、ボランティア(私)1名で、逗子市第一運動公園の桜を見に行こうと、繰り出しました。

少し散り始めていましたが、まだまだ素敵な運動公園の桜でした。

車いすを押しながら、おしゃべりをしていました。
「今年は車の中からだけかなと思っていたけど、今日来れて近くで見ると、やっぱり違うわね。ありがとう。」と優しくつぶやかれました。
ずっと桜を見上げられていたので、しばし止まって一緒に桜を見ていました。

ふだんの
くらしの
しあわせ

今日もお手伝いしたことで、私も皆さんも幸せになりました。

地域には、小さいけれど、確かなサポートをしている福祉施設・事業所がたくさんあります。
この福祉施設・事業所が、この地域の福祉インフラとして網の目のように広がって、たくさんの人の生活のサポートや、生きがいのサポートをしています。
その福祉施設・事業所を大切にしていきたい。
そのために、現場の声をたくさん聴いて、少しでもお役に立てたらと考えています。


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