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この小説は一瞬で読めます。 「すみません。今日は用事あるので外で昼済ませます」 僕は上司…
「向かい風が吹いたときでも自分自身が向きを変えればいい」 と彼は言った。 「向きを変える…
このnoteは無料マガジン『部屋』で 連載していた小説を加筆修正したものです。 マガジンでは1…
この小説は約2分で読めます。 "何のためにここにいるんだ"と僕は思った。 そんなことを考えて…
この記事は一瞬で読めます。 「これはルールなんだ。みんなやってる」 と僕は当然のように言…
この記事は約1分で読めます。 「ちょっと待って、仕事してるから」 と僕は彼女に言った。 彼…
この記事は約1分で読めます。 小学四年生の夏のことだった。 元気にしてるのかな、とたまに思い出す。 きっかけもなく、突然に。 人生で初めて乗ったフェリーは想像を超えて揺れていた。 船ってこんなに揺れるもんなのか。 学校に行くときに乗っているバスよりも揺れる。 周りの人たちはグループで固まったり、ざこねしている人もいる。 ぼくはなにを話そうか考えていた。 するときみは口を開けた。 「あとどれくらいで着くのかな?」 親に片道40分と聞いていたから、 「もう10分ぐらい
この記事は約2分で読めます。 「会社に行きたくないな」 おれは通勤中の電車で思った。 昨…
この記事は約1分で読めます。 ある月曜日の朝。 バス停でため息をついている男が目に入った…
この記事は約1分で読めます。 僕はカフェに入り、ワイヤレスイヤホンを取り付けた。 カナル…
この記事は約2分で読めます。 長生きすることは僕にとって、とても重要なことだ。 いろんな…
この記事は約1分で読めます。 あれは成人式の日だった。 同窓会の帰り道を、 俺はかおりと…
この記事は約1分で読めます。 テレビを見ていると あるフレーズが頭に残った。 「平成最後…
この記事は約1分で読めます。 ぼくは読んでいた本を閉じて、 机にうつ伏せで眠っている彼女の横顔を見た。 相変わらず、綺麗だった。 もうこの関係が何年経ったのだろうか。 ぼくは指を折りながら両手を超えることに 気づき、数えるのをやめた。 ~~~ この世に存在していた人生が合流することがある。 2つの人生の合流。 合流後は、ほとんどの時間を共有して、人生を過ごす。 それは不思議な状況だ。 合流する前までの人生は共有していない。 お互いの会話、行動の中からある程度