テーマを持ったコミュニティ活動 | 4JC Meet-up1 イベントレポート Part1 「4JCという取り組み」
こんにちは。花田です。4JC Meet-up1 に参加しました。
この記事は、4JC Meet-up1 のイベントレポート Part1です。長いのでパートを分割します。
Part1では、最初のセッション「4JCという取り組み」について書きます。
◆イベント概要
4JC Meet-up1
日程:2024年2月12日(月・祝)
場所:香川県丸亀市
「4JC」は「四国ジャグリングコミュニティ」を意味します。
公式のフライヤーではイベントは次のように説明されています
![](https://assets.st-note.com/img/1707740561655-WXNkuN8fqO.png?width=800)
Meet-upとは共通する興味のある分野や趣味などに関してネット上で告知が行われ、参加者が集まるイベントのことです。4JCMeet-upでは四国を中心にジャグリングが好きな人・広めたい人。興味がある人が集まり、さまざまな観点からジャグリングの可能性をディスカッションし、四国のジャグリングの活性化を目指します。
Meetup形式は、日本のジャグリングイベントでは前例が少ないです。加えてこのイベントは、私自身が日々考えていることに近いこともあり、私は現地参加することにしました。
![](https://assets.st-note.com/img/1707740788451-y9wxoGVfgQ.png?width=800)
まずは、主催の松葉川さんによるオープニングトーク。
スライドを用いながら、4JCというコミュニティ活動について説明があります。
◆ジャグリングのイメージのズレ
松葉川さんの「オンラインでジャグリング教室をする中、ジャグリングのイメージのズレに気づいた」という話から始まります。
オンライン教室でヒアリングしたところ、保護者の方が持つジャグリングのイメージは、「サーカス(伝統的な)」「大道芸人」で、(私たちが思っている)「現代サーカス」や「理系」のイメージとは乖離がある。
「イメージのズレはどうしたらいいのだろう?」というのが原体験。
この原体験が4JCというコミュニティ活動につながっていると理解しました。
同時にこのイベントのセッションの内容も腑に落ちました。
◆コミュニティをつくったきっかけ
次に松葉川さんが学ばれた内容をお聞きしました。
「コミュニティマーケティング」という書籍を紹介されました。
次のような内容を学ばれたそうです。
良いか悪いかわからないサービスをどうやって売るか?
関心軸でつながるコミュニティを通して、口コミを最大化する
コミュニティが最先端の勉強の場になる
このインプットがコミュニティをつくったきっかけだと私は理解します。
私はイベント参加前に「なぜ"サークル"はなく、"コミュニティ"なのか?」と疑問に思っていました。松葉川さんの話を聞くうちに、徐々にコミュニティ形成に力を入れていく様子が伝わってきました。
◆ワーキンググループづくり
松葉川さんは四国でジャグリングイベントを開催したとき、四国には社会人ジャグラーが多いと気づいたそうです。
そして、松葉川さんは四国のジャグラーに次のような内容のヒアリングを行いました。
ジャグリングとの付き合い方
今、ジャグリングのどこに興味があるか
ヒアリングの結果、コミュニティのワーキンググループを次のように構築されました。
ジャグリングのイメージ
健康
大会
生涯学習
4JCというコミュニティの中で、それぞれのテーマで活動をされています。四国のジャグラーの興味関心を反映した活動になっており、大変素晴らしいと思います。
四国は社会人が多いということから、挙がってくるワードとして納得感があります。もしかしたら他の地域、他のジャグリングコミュニティだと挙がりにくいかもしれません。
そしてワーキンググループの活動が、イベントにも繋がっています。
コミュニティとして良い活動だなと羨ましくなりました。
◆今日のイベントの趣旨
プレゼンの最後に、今日のイベントは「中間発表」という説明がありました。
私は、コミュニティが継続的に活動して、サイクルが回っている印象を受けました。
ジャグリングのイメージをつくるための手段として、コミュニティをつくっている、という4JCの取り組みは非常に素晴らしいと思えました。
この時点で、イベントに参加して、四国にお邪魔して良かったと思える内容でした。
そしてイベントは、「ジャグリング競技の向かう先は?」というセッションに進行していきます。
イベントレポートはPart 2 に続きます。
全力でイベントをつくります