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4. 何故、シンガポールに?

2017年、滋賀県からシンガポールに移住し、
今年で4年目となるシンガポール生活。
このシンガポールでの3年間を通して感じた事を何回かに分けて少しまとめておこうと思います。

まず、シンガポールに何故来たのか。
どいゆう経緯だったのかを書いておきます。

シンガポールに来る前は大阪府枚方市に住み、
京都の八坂神社の中にあった(現在は名前が変わったらしい)フレンチレストランでお菓子作ってました。

そこそこ有名なお店でしたし、八坂神社の中にあったので人通りも多く、合わせて週末はウェディングもやっていたので、入社当時は忙しい毎日でした。

しかし、入社してから数週間が経った時に気づいてしまったのです。

この会社やばいな

理由は色々あり語りだしたらキリがないので、ここではあえて詳しく言いませんが、強いて言うならば

Old school

って感じです。
まぁ変に古くさいって事ですね。はい。
それが故に、数えきれない数の人が辞めていきました。笑今となっては笑い話ですが、当時は辛かったなぁ。笑
この辺の何故かとかは追々書いていくことにします。

そして、1年後いよいよ経営的に厳しくなってきました。
人が辞め、人数制限した婚礼しか取れなくなり、その上料理のクオリティは下がり、一気にレストランの客足も遠退いて行きました。。。

悲しかったのと、自分にはどうにも出来ない歯痒さを感じながらもやれる事はやってました。
お菓子部門だけで言えば、売上は去年の3倍近く上げてました。
ただ、そこだけ上げてもやっぱり難しいわけで、メインは料理なわけですからね。トホホ。。。

そうこうしているうちにいよいよもう閉まる話が出たので、先を考えはじめました。
まぁもうその前から色々考えてはいましたが。笑

そこから、色々な人に連絡をとり自分の強みや求めるものを伝え、場所を探していきました。

元々、海外で働いた事もあるのでもう一度行きたい思いもあったので、海外の知り合いにも話をしていました。

そうしてるうちに、シンガポールのレストランから
連絡をいただき、色々条件などを伝えどちらも合意し
VISAの申請をしていただきました。

現在、日本人に対するシンガポールの労働VISAは基本的には2種類でSpassとEpassがあります。

2020年5月現在
Spassは中級者、給与でいうとS$2400以上
Epassは上級者、給与でいうとS$3900以上

となっています。*年々引き上げられてます。。。

シンガポールのVISA申請は雇い主がすべて申請する事となっていますので、こちらは必要書類を送って祈るのみ。

私の場合、申請してからVISAが許可されるまで
4ヵ月かかりました。。。長かったぁ。。。

経歴、就業年数、給料など様々な理由によって期間の違いはあるようですが、一概には言えませんがだいたい1ヵ月~3ヵ月の様です。早い人は2週間で降りた!って方もいたので個人差あります。
*最近は本当に取得が難しくなってると聞きます。。。

そんな感じで運良くシンガポールに来る事が出来ました。

あの時、声をかけてくれた先輩、シェフに本当に感謝してます。ありがとうございます。

色々な手段や方法があると思いますが、一番はやっぱり
知り合いのネットワークを使うのがベストだと思います。

エージェントにお願いすると、すべてではないですが
とんでもない料金取られる場合があります。。。泣

なので、海外で働きたいなら普段から意識してなければ行けないと思いますし、積極的にネットワークを作る事が大切だと思います。

そして、リスクを背負ってでも勝負する事が一番
自分の為になると思い決意しました。

この覚悟を決める事が一番大切だと思います。

なんの保証もない国で勝負するって本当に楽しいですよ。

海外に出て負けて帰りたくないですよね。
だったらとことん勝負して、悔いの無いようにしたいなと思います。

だからこそ、感謝を忘れず謙虚に生きていくのです。

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