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理系が書く!自宅待機だからできる!チキンの作り方

みなさん、お久しぶりです。元気にお過ごしでしょうか?3週間くらいぶりの投稿ですかね、、とても新鮮な気分です。ここ3週間は仕事がめっちゃ忙しく、なかなか記事を考える時間を作れませんでした。現にこの週末もほぼ仕事三昧でしたが、どうしても書きたい内容が見つかったので、書いていきたいと思います!では、早速本題に入っていきましょう〜!

さてさて、本題は題名にもある通り、チキンの作り方についてですね。料理について書くの?自信あるの?って思う方もいらっしゃるかもしれません。安心してください、料理の調理方法についてなんか書きません。僕はレシピ本なしでは料理基本的にしない派なんで(笑)

じゃぁチキンの作り方って何さ?と思う方が多いでしょう。今日は

チキンの暖めかたを中心に考察していきます!!!

チキンなんて電子レンジとか、鍋に入れて暖めればいいじゃんって思っている方?甘いですねぇ〜、今日見ていくのは

チキンを”平手打ち”で暖めていく

について見ていきたいと思います。

この話題は自分で考えた物ではなく、最近見たFB postが元になっており、更に自分で考察を加えた物なので悪しからず。

基本的な考察/計算式

平手打ちでチキンを暖めるにはどうするか?そう平手打ちの運動エネルギーを熱エネルギーに変えればいいということになる。つまり、kinetic energy (0.5mv^2)をthermal energy(mc deltaT)に変化すれば良いということになる。

運動エネルギーは (0.5 * 質量 [kg] * (速度 [m/s])^2)によってJ (Joule)計算が行われる。一方熱エネルギーは(質量 [kg] * 熱伝導率 * 温度差)でJ計算が行われる。チキンを暖めるには 平手打ち回数*(0.5mv^2) = mc deltaTになればいいのである。

数値の定義

人の手の質量が0.4kgくらいらしいです。

平手打ちの速度が大体11m/s

FBポストによると人肌からチキンへの熱伝導率は2720 J/kg*℃らしい。(一体誰が何の為に調べたのかめっちゃ疑問)

実際の計算

ここでチキンを400グラムと定義する。温度は0℃から205℃まで上げるものとする。この場合を計算してみよう

(平手打ち回数) * (.5*.4kg*(11m/s)^2) = (.4kg*2720J/kg*℃*(205℃-0℃))

平手打ち回数 = (.4kg*2720J/kg*℃*(205℃-0℃)) / (.5*.4kg*(11m/s)^2)

平手打ち回数 = 9216.528925......

まぁ繰り上げで9217回くらいって感じですかね。

さぁて~、時間に余裕がある勇者の方々は試してはいかが~、、、とはお勧めしない。何故ならこの計算は大分理想的な状況を想定しているからだ。

自分なりに考えた考察

先ほども書いた通り、上の計算には理想的な仮説が沢山ある。それらの仮説をいくつか紹介しよう。

室温

上の計算では0℃から205℃まで上げる計算をしている。これは室温がチキンの温度に合わせて上昇しなければならない。なぜなら、室温よりチキンの温度が低いときはチキンは外気から熱を奪うし、室温よりチキンの温度が高ければチキンは外気に熱を放出するからだ(対流伝熱)。

0℃から205℃まで上がる部屋ってどこだ?ということと、人間がその環境下に耐えられるの?って感じです。

チキンを叩く際に「パーン」って音が生じる。チキンを叩いたことがある人にとっては常識だ。

「パーン」という音は空気の振動である。勿論そこにもエネルギーは分散されていく。それを避けるためには音を立てずチキンに手を叩きこむ技術を要する。

光るチキン

サーモグラフィーを映画かなんかで、見たことはあるだろう。サーモグラフィーで熱いところは赤、冷たいところは青に映し出される。これは熱放射を熱分布図で表したものだ。つまり、チキンは熱放射を常にしていて、そこにもエネルギーは逃げていくのである。

この熱放射は実際光として観測することができるが、チキン程度の温度では余程赤外の光なため、人間が感知することは難しい。もし貴方に赤外線を感知する錐体細胞が備わっていれば、きっとはチキンは光ってみえるだろう

手の丈夫さ

冷凍チキンはきっと痛い


結論

まぁ要はチキンに何回平手打ちし続けたところで、暖まるまでにはめっちゃ手が痛くなるっていうことを分かっていただけたと思う。

これを解決するには、チキンから外界に熱を逃がす隙を与えないことが重要になってくる。

よって、平手打ち一発でチキンを暖めるにはどうしたらいい?という問題になってくる。手の重さは一定の物とだと考えると平手打ちの速さの問題になってくる。

(0.5 * 質量 [kg] * (速度 [m/s])^2) = (質量 [kg] * 熱伝導率 * 温度差)

(x)^2 = (.4kg*2720J/kg*℃*(205℃-0℃)) / (.5*.4kg)

x = 1056.03... m/s 

計算した結果、平手打ちを1056.03m/sの速さでやればいいという結論に至る。これは凡そマッハ3に相当する。

この方法でチキンを暖めたよ〜〜という方がいましたら、是非コメントをお待ちしております!!尚先ほども言いましたが、音速を遥かに超える平手打ちをしなければいけない為、ソニックウェーブが発生し、家の窓ガラス等が割れてチキンがぶっ飛び、周りの物が焦げる可能性があるので、この方法のご利用は計画的にお願いいたしますね!

では〜また〜!!

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