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ピースサイン

 僕は、はっきり言って集合写真のときの「ピースサイン」が苦手なんです。意味や由来は、ネット上に載っていたので、そちらを参考にしてくださいね。

 どうして苦手なのかというと
①「ハイ!チーズ!」で、ほぼ全員がピースサインをしていて違和感あり。
 他の人がしているから、という安易な理由でしているのなら、僕が写真を撮る場合は「やめて!」と言ってしまいます。ちょっと同じポーズで写っていると怖い。
②顔の前でピースサインをすることの意味が分からない。子顔効果があるとは言われているけれど、本当ですか?
 ピースを横向きにすることで、かわいく見えるらしいが、そんなことで可愛く見えるとは思えない。スマホのアプリで色んな加工はできるとは思いますが・・・。
 ただ、顔から遠いところでピースをしているのなら、まだ許容範囲ですが。
③ことあるごとにピースサインをしているから、おまじないみたいに感じてしまう。
 ピースをすることで、幸せが来るということだろうか?

 じゃあ、どうしろと言うのか。

 僕はと言うと、『何もポーズをとらない』ということを基本にしています。寂しいのかもしれないが、自然な姿勢だと思います。写真を撮る人が、どうしてもポーズをとってほしい場合は、グッドマーク(サムズアップ)をすることにはしています。ただ、ピースサインもグッドマークも国や地域によっては、使ってはいけないので、注意がいるみたいですね。

 僕の考えは、変わっているのでしょうか?

 ここで、福祉のことを持ち出すと違和感がありますが、高齢者でも障がい者でも日々のルーティンを変えるということはなかなか難しいです。

 例えば「デイサービスに行く曜日を変えた」「時間通りの電車(バス)に乗れなかった」「物の配置が変わった」などで、混乱してしまったり、パニックになることはある。やりたいのに外部的な影響でできない。
 もっともだよね。自分の慣れ親しんだことを拒否されるんだから。
 そうなったときの対応をしていて、さすがに困ってしまい、助けてくれた先輩のふるまいを見ていると「さすがベテラン!」と思うことがある。うまく声掛けをして、本人の意識や興味を別に持っていく。

 でも、変化があることも理解させないといけない。そうしないといざというときに困るのは本人。受け入れたくないことでも、念には念を入れて、本人には何回も丁寧に話をする。「変化」は常に付きまとうけれど、「変化がない」というのは、それはそれで心配なところがあります。

 別のコラムで書いた方が良さそうな気がしてきました。

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