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Netflix版ドラマ『三体』

いやぁ、好きですよ!
Netflix版のドラマ『三体』

英題の「The Three Body Problem」てなんか格好いいですけど、古典力学で元々あったものなんですね。
互いに重力相互作用する三質点系の運動が、軌道を求める一般的な解では予測できない、で合ってますか?
小説読んだ時に、VRゲームの設定で出てくる話で何のことやら?とよく分からなかったのですが、
映像で見せられるとよく理解できました。
あぁそういうことか、と。

本当に三体世界では太陽が3つあるから、環境が非常に不安定で、その故三体人の世界は何度も何度も滅んでしまい、そして科学技術の進化は非常に遅い。
そうした話のキモがよく理解出来ましたよ。
(どんだけ中途半端に読んでたんだ。。)

そんな、ボンクラ読者なので原作からの大幅改変も気になりませんでした。

原作シリーズ3巻(計5冊〜日本語訳の場合)を、
時系列順に組み立て直して、
1、2、3それぞれに出てくる登場人物を、同時代では実はみんなオックスフォード大学出身の科学者たち、オックスフォードファイブと設定変更してしまう、
とか全然ありですよ。

やはりNetflixでグローバル上映なので色んな人種が混じっていた方がいいんでしょう。
中心となる人物は原作通り中国人のままですし。
中国と並ぶ人口の多いインド人の登場人物も出て来たのには笑っちゃいましたが。

さて、このドラマは果たして全8話で全てをカバーするのかどうか、今ひとつ情報がなかったので、あんまりまとめ過ぎて薄くなるのもなぁと思いつつも、
リミテッドシリーズとはされていなかったので、きっと続きがあるような感じでシーズン1として終わるんだろうと思っていたら、
やはりその通りでした。

しかも、シリーズ3までの主要テーマや人物は出揃ったものの、時代感的にはまだシリーズ2にはいるかどうかくらいで、
まだまだこの後、壮大なスペースオペラになっていくのは見過ごせない。

是非ともシーズン2、シーズン3と続けて欲しいです!

それでは!

〈了〉

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