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役者さんってスゴいなぁと改めて思いました〜趣里さん@ブギウギ

NHK朝ドラ『ブギウギ』で笠置シズ子さんをモデルにした福来スズ子を演じている趣里さんのことです。

先週から始まった東京編。
リアルタイムでは観られなかったので、録画していたものをイッキに観たんです。

東京に梅丸楽劇団(UGD)を旗揚げすることになり、そのメンバーにスズ子(趣里)と秋山(伊藤六花)が選ばれて、大阪から東京へやってきます。

旗揚げ公演では、秋山はダンス、スズ子は歌を担当としてそれぞれ出番があるんですが、想像していた以上に厳しい稽古の毎日を経て、いよいよ旗揚げ公演当日。

この時のステージのスズ子=趣里が本当に素晴らしい。

音楽を担当する羽鳥善一(草彅剛)がやっとジャズが演れる!と満を持してこの時のために作曲した「ラッパと娘」と、それを見事に歌うスズ子。

「ラッパと娘」は笠置シズ子さんの「和製ジャズの傑作」として有名な曲です。
おそらく元になっているんだろうというステージでの様子がYoutubeでもアップされていますが、
本当に今回放映された趣里さん演じるスズ子のステージがそっくりなんです。

もちろん、歌は笠置シズ子さんには敵わないのでしょうが、
観ている人を楽しく、ワクワク、笑顔にさせるステージでの歌と踊りが素敵なんです。
まるで本当にスズ子というエンターテイナーが本当に存在して、その生まれた瞬間を観ているかのような躍動感のあるステージでした。

何かのインタビューで趣里さんは
「歌は苦手意識があったけれど、レッスンを重ねていくうちに自信を持てるようになってきた」
というような旨の発言をされているのを見たことがありますが、
いやいやとんでもない。
本物の歌手のようでしたよ。

ハリウッド映画でもよく「これも本業では?」と思わせるような見事な歌や楽器演奏を聴かせてくれる俳優さん達がいますが、
このステージでの趣里さんも全く遜色ない、感動すら覚えるようなものでした。

本番までの数カ月間、相当な努力をされたんだろうなと思いますし、
その人になりきるために、その芸もしっかりと自分のモノにするという役者魂。

本当に役者さんってスゴいなぁと改めて思った次第です。

とにかくとてもとても感動したので、noteに書いておきました。

NHK公式チャンネルがフルでその時のシーンをアップしていますので、是非観てください。


<了>


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