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話題のClaudeとChatGPTのテキスト要約を比べてみた

AIが来た!とIT業界外の一般人にも認識されるほどの大流行となったOpenAIのChatGPT。
大規模言語モデル(LLM)と呼ぶのがいいのか生成AIと呼ぶのがいいのか今ひとつその辺り曖昧ですみません。

ですが、僕も仕事で使っていて本当に便利な世の中だなと感心しきりです。
英語や中国語の翻訳なんて、Google翻訳より優れてる感じです。

一昔前であれば、英語テキストは処理できるソフトウェアも日本語になった途端にダメダメで、形態素解析とかいう何やら堅苦しそうな処理をかませないと、単語の区切りが分からないという体たらく。
確かに英語は空白文字で単語が区切られているので処理しやすいんですな。

ところが、この大規模言語モデル(LLM)てやつは、全然別のアプローチで英語だろうが日本語だろうが(おそらく他の言語も、さらにプログラム言語まで!)、さもその言葉を理解しているような自然な受け答えをできるようになっています。

さて、そんなChatGPTには色んなライバルが出現してきています。
そいつらはChatGPTの隙を狙うというか、音を生成するのに特化したやつとか、絵を描くのが得意なやつとか、動画まで作ってしまうやつとか、まぁそれは様々です。
こいつらが得意分野をさらに磨き上げて、クラウド上で繋がってスカイネットのようなものを作ったら本当にターミネーターの世界みたいになるんじゃないか?
なんてAIの専門家ではない人間からしたら、ちょっと末恐ろしい感じもします。

で、そんなChatGPTに真っ向勝負を仕掛けてきて、なおかつ優秀と話題の生成AI Claude(クロードて読むのかな?クロード・チアリを思い出します、古い!)。
とりあえず、アカウントを作って3,000文字程度のテキストの要約をしてもらいました。

要約してもらうテキストは先日書いたこちらのnoteです。

長男とロードバイクを始めた時の想い出を書きなぐった文章です。
「次のテキストを要約して下さい」
というプロンプトに追加してこのテキストをコピペしました。

まずはChatGPTから。
最初、ログインするのを忘れたら、要約テキストがかなりの出来の悪さで、あれ?ChatGPTってこんなにアタマ悪かったっけ?と思ったのもの束の間、そうだログインしてもう一度、とやり直したら普通に要約してくれました。

このテキストは、ロードバイクを息子と一緒に楽しんだ経験と、それを手放すまでの経緯を振り返る内容です。筆者は、息子がロードバイクに興味を持ったことをきっかけに、自分もバイクを購入し、二人でサイクリングやイベントに参加しました。息子が成長するにつれて、一緒にサイクリングする機会は減り、やがてバイクも使わなくなりました。最終的に、バイクを中古店に売却し、息子との思い出を大切にしつつ、手放す決断をしました。

ChatGPTで要約

まぁ可もなく不可もなくという感じでしょうか。
それにしても、プロンプト入力して一瞬で返してくるスピードはすごいものがあるとは思います。
オンプレミスのローカル処理ではないですからね。
パブリックのクラウドサービスでこのスピードはすごい。
しかも無料プランなのに。

次にいよいよ話題のClaudeです。

はい、このテキストを要約いたします。

要約:
著者は息子と一緒にロードバイクを購入し、共に楽しんだ経験を回顧しています。

1. 高校受験を控えた息子の希望でロードバイクを購入。著者も自身の子供時代からの憧れもあり、同じモデルの色違いを購入。
2. 父子で一緩に乗り方を学び、サイクリングイベントに参加するなど、共に時間を過ごす。
3. 時間が経つにつれ、息子は独自にサイクリングを楽しむようになり、著者も単独で乗るようになる。
4. コロナ禍や生活の変化により、徐々にロードバイクから遠ざかる。
5. 8年後、使用頻度が下がったため、息子の提案で中古自転車店に売却。
6. 著者は、ロードバイクを通じて息子と思春期に良い思い出を作れたことに満足し、その価値は十分あったと感じている。

この経験は、父子関係を深め、共通の趣味を通じて絆を強める機会となったことが伝わってきます。

Claudeで要約(Text to Summarize)

うむむ、これは。
ChatGPTの要約よりもClaudeの方が一枚も二枚も上手です。
お前、なかなかやるな、と声かけてやりたくなるほどです。
まず基本的なところですが、きちんと改行を入れて返信しているところとか、箇条書きにしているところとか、最後にまとめの一文を付け加えているところとか。

とにかくあっぱれです。
この勝負、Claudeの勝ち!

うん、とにかくすごい。
無料プランではどれくらい使えるのだろうか。
Claudeもちゃんと調べてみようと思いました。
今度は外国語翻訳もCaudeで試してみよう。

<了>

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