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3連休前半はフィンガードラムを練習しようと古い機材を掘り出した

こんにちは、makoto です。

かつてないほどと言われる大型台風が九州地域に上陸しています。大事にならないことをお祈りしています。

台風の直接的影響かは分かりませんが、ここ北関東地域でも昼頃から雨が強まってきています。
今日から連休明けの火曜日あたりまでは雨風がすごそうな予報です。

ということで、今日は朝からウォーキングに出掛けるわけにもいかず、
そうだ!フィンガードラムをちゃんと練習し直してみよう。
と思い立ち、古い機材を押入れかた掘り出してきました。

カバー画像の右側の黒い機材が「KORG padKONTROL」というパッドコントローラーといわれるMIDIコントローラの一種です。
これはコントローラーというだけあって単体では音は鳴らなくて、Macなどのコンピューターと接続する必要があります。
この機材は、4x4のパッド(という四角い白っぽいゴムみたいなもの)を叩くと、そのパッドに対応したMIDI信号が送られて、コンピュータ側のソフトウェアが反応して何かしらの動作をする(多くの場合は音が鳴るんですが)というものです。
要はスイッチです。

このpadKONTROLはもう発売していなくて、初代のホワイトのモデルが発売開始されたのが2006年、このブラックモデルがおそらく2009年くらいだったと思います。
で、僕が購入したのが2010年頃なので12年前の機材ですが、全然使えます。

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さて、フィンガードラムって何なの?って話ですが、
このパッドコントローラーをドラムセットに見立てて、指で叩くことでドラム演奏を再現してしまうというスゴ技です。

フィンガードラムというものを最初に知ったのは、コンピュータで音楽をはじめた13年くらい前で、Jeremy Ellisという人の動画を見たのが最初です。
Native Instrumentsという楽器メーカーのMASCHINEというパッドを搭載した音楽機材のデモで彼が演奏しているものでした。


スゴいですね。格好いいですね。
ドラムのような音以外にも、シンセっぽい音や人の声など色んな音が聞こえてますが、それぞれのパッドに割り当てた音を指で叩いて演奏している訳です。
ドラムとは根本的に演奏方法が違っていて、ほとんどピアノ演奏のような感じですが、それもそのはず、このJeremy Ellisは元々はキーボード奏者だったそうです。
彼は当時フィンガードラムの第1人者と言われていましたが、指使いが他の人よりは上手だったんでしょうね。
イケベ楽器さんのイベントでも来日されてデモ演奏などをされていた動画もYoutubeにはアーカイブされています。
フルのライブ動画も貼っておきます。
いや、スゴい。


そして、もっとフィンガードラムの何ふさわしい、まさにドラムという演奏をパッドでやってしまう凄腕がDavid "Fingers" Haynesというおっさんです。


これは、2013年のNAMMというアメリカ、いや世界でも最大級の音楽機材関連の展示会でPreSonusというメーカーのブースでの演奏です。
Victor Wooten(Bass)とSteve Bailey(Guitar)という一流のミュージシャンとドラムセットの代わりにフィンガードラムでセッションしています。
これは、もはや実際に演奏している動画を見ないで音だけ聴いていても、本当のドラムと違いがわからないくらいです。

David "Fingers" Haynes、いやはやスゴいおっさんです。
もはや名前に"FIngers"を冠されるほどのフィンガードラムといえば彼というくらいです。

こんなのを最初に観てしまうとこりゃダメだと思う訳ですが、いやいや最初はみんなそうだからゼロからちゃんと練習してみようということです。
現代は、インターネットとYoutubeのおかげで何かを学びたいと思ったら、その気持さえ強く持っていれば教材は簡単に手に入ります。
そういう意味では、とても良い時代だ。

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さて、今回フィンガードラムをゼロから練習しようという気にさせてくれたのが、こちらの動画シリーズ。


日本を代表する!フィンガードラマーのスペカンさん。
スペカンさん、Youtubeはじめネットでの活動を頑張っていらっしゃるので、いつも勉強させてもらっています。

この動画を教材にしてフィンガードラムを練習ので、まずは(擬似)ドラムセットを準備します。

叩くパッドは冒頭で紹介した古いパッドコントローラとして、Macの方にも何かしらドラムの音が鳴らせるソフトが必要です。
それには、この動画でスペカンさんも紹介しているMacOS(Macbook)やiOS(iPadとか)に標準で入っている簡易版DAWのGaragebandを使用することにします。

Garagebandには、Drummerというインストゥルメントがあり、音楽ジャンルに合わせて好きなドラマーをいつでも召喚してくることが出来るという神のような機能です。
以下では、Funk Rockが得意なJesseを召喚してきたところです。

Garageband - Drummer

あと、ドラマーを選択する以外にも、色んなキット(音色ですね)がジャンル別に分類して用意されているので、好みのキット(音色ですね)を選択することが出来ます。
ドラムセットが準備できたので、あとはフィンガードラムを練習するだけです。

実際の作業としてはこの後も、このパットはキック、このパッドはスネア、こちらにハイハット、などそれぞれ自分の叩きやすい位置のパッドに音色をアサインしていく必要があるのですが、それはpadKONTROLの解説になってしまうので、ここでは省略します。

さぁ、まずはエイトビートをきちんと叩けるように頑張るぞ!!

お、少し雨風も一段落してきたようです。

それでは!

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