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開発チームじゃないけどアジャイルな働き方、やってみた

はじめまして!
丸井グループ DX推進室の伊藤 真(いとう まこと)です。
この度、丸井グループとMutureの有志メンバーでアドベントカレンダーやろうぜ!となり、私も混ぜていただきました。

初めてnoteを書くので個人的にはドキドキですが…
これから、日々の中での「学び」を内省する場としてnoteにチャレンジしていこうと思います。
拙い文章ですが、同じことを感じたり・考えたり・悩んだりしている人とも交流できると嬉しいです♪
※本アカウントでの発信内容は個人の見解です


DX推進室って何やってるの?

丸井グループ DX推進室の説明と今取り組んでいることについて、同じチームのうめさんが下記のnoteで丁寧に書いてくれていますのでこちらもぜひご覧ください。
(うめさん、ありがとうです!記事お借りしました!笑)

丸井グループではMutureのサポートをいただきながら、フィンテック・小売関連のアプリやWebサービス開発を進めています。
その際の手法として取り入れており、且つ私たち丸井グループにとって大きなチャレンジとなっているのがアジャイルです。
不確定要素が高い世の中であっても、
お客さまのお役に立てるプロダクトを届けられる手法であると考え、日々挑戦しています。

フィンテックはエポスカード、小売は丸井を中心にプロダクト開発を推進しているのですが、
私が所属しているDX推進室は、自分たち自身で直接的なプロダクト開発はしていません。
(社外のDX部門の方から「どんなシステム開発を…」「エンジニアは何人くらいのチームで…」等をよく聞かれることがあるのですが、世の中のDX部門とやっていることが違うんだなぁ…と感じる今日この頃です)

じゃあ、DX推進室って何をやっているのか?
すごーく端的に言うと、
丸井グループでアジャイルがやりやすくなる環境づくりです。
アジャイルに進めるためには何が障壁になるのか?何が必要なのか?を各プロダクト開発現場から抽出し、
これまでの丸井グループでは当たり前となっている考え方や仕組みを少しづつ変えていこうとしています。
誤解を招かないよう明示しておきたいのは、
決して「すべての事業をアジャイルに進める」という訳ではありません。
どのような領域に合うのかも同時に見極めていきたいと思っています。

開発チームじゃないのに何でアジャイル?

ここから本題に戻ります。
開発チームじゃないのに何でアジャイルを取り入れた働き方をしているのかというと、
自分たちもやってみないとよくわかんないっていうのが、個人的なきっかけでした。笑
Mutureメンバーからの話を聞いたり本を読む限りは、うめさんのnoteに書いてあるような当時のDX推進室のチーム状況を改善する上でも効果がありそうな考え方だ……
というのを頭でわかっているだけではなくて、
まずは実際に取り入れてみて、その後の変化や体験を基に判断することで、
アジャイルな働き方を丸井グループに広めていく際の適度な自信につながると考えてます。
誰かに押し付ける訳ではなく、私たちと同じ悩みや困っているチームがあれば、「これ、いいかもよ!自分たちでもやってみたんだけどさ…」とおすすめできるような感じです。
また、プロダクト開発現場と全く同じ経験をすることは出来なくても、自分たちもアジャイルな働き方にチャレンジすることで、
アジャイルに進める上での障壁の勘所や開発現場メンバーとのコミュニケーションが進みやすいんじゃない?って思ったのも理由の一つです。

最近あったいいこと

そんなこんなでDX推進室においても、アジャイルな働き方にチャレンジしております。
めちゃくちゃ初心者チームなので、「そんなレベルかよ!」「その進め方、そもそも違うぜ!」みたいなこともあるかと思いますが、それも一つの学びとして次の成長につなげていければと思います。
今日はチームで取り組んでいく中で「なんかいい感じかも」と思えた出来事を少し書きたいと思います。

インセプションデッキ

そもそも、チームで始動する上でインセプションデッキを作ることから始めました。

DX推進室のインセプションデッキ

インセプションデッキを作りながら感じたのは、
「めっちゃ、自分たち軸だなぁ~」っていう感覚です。

決して「自分たちよがり」という意味ではなく、
「このチームを自分たちがどうしていきたいのか・どうありたいのか」を考え抜く機会になりました。
チームとして、組織としてどうありたいかを考える際、
自分自身が丸井グループを好きであるが故に「丸井グループが目指す状態」を知らず知らずのうちに重ね合わせてしまっていたな、と。
今回、インセプションデッキを考える際も丸井グループ軸の要素も当然あります。
ですが、自分たち軸と丸井グループ軸をしっかり認識した上で言葉を置けたことがこれまでとの違いだったと思っています。

自分たちの言葉を振り返るきっかけ

インセプションデッキを作る上でサポートしてくれたのはMutureのそねさんです。(いつもサポートいただき、本当にありがとうございます!)

作っているときから、自分たちで作ったものを定期的に見直すことをそねさんがすすめてくれていたのですが、正直なところなかなかできないまま月日は流れていき……
インセプションデッキ作成から2ヵ月程経っちゃったある日。

DX推進室内のとある取り組みを進めている中で、
「これってそもそも、なんでだっけ…?」っていう、あるあるな先祖返り対話が発生しました。
その際、当たり前のように出てきたのが、「あ。インセプションデッキを見てみようよ」です。

自分たちで置いた言葉だからこそ、なぜこれをやるのか?やらないのか?を判断する軸として頼ろうとした出来事であり、
その時にインセプションデッキの効能を強く実感しました。
多分これが、他所から借りてきた言葉100%だったら、そのまま忘却されていたと思います。笑

メンバーも「そうだよね!」「今考えると言葉が変わるかもね!」と、改めて見直す流れが自然と出来ました。
ものすごい些細なことで、アジャイルな働き方をする上での一歩目すぎることなのですが、
私にとっては「なんかいい感じかも、このチーム」と思えた、とても大事で素敵な出来事だったんですよね。

こういった経験やその時の感情を忘れないようにするためにも、このnoteに細々と記していきたいと思いますので、物好きな方はお付き合いいただけると幸いです。

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