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雑記事53

おそらくベルリンの夏は終わったのだろう。20度前後の一番過ごしやすい気候ではあるが、秋をすっかり感じる季節になってきた。
夏が終わるというと寂しい感じもするが、同時に徐々に肌寒くなっていく感じもここベルリンにいるとワクワクするから不思議だ。冬の真っ暗な季節にこそベルリンの持つインダストリアルなカルチャーは似合うと思う。皆が黒い服に身を包み、週末はクラブやギャラリーへ出かける。イーロンマスクが入店拒否されたベルクハインは0℃でも大量の入場待ちの行列がある。1時間待ちなんてザラである。
夜な夜な地下へ潜っていく感覚の冬もベルリンらしさを体感できる時期だ。
と考えると、暖かくなる頃には寒さからの解放でワクワクするし、冬に向けてはクリスマスマーケットが出現し、街がロマンチックになっていく様を見ながらアンダーグラウンドに沈む感覚でやはりワクワクする。
1年中楽しいではないか。
昨日と今日は10月のスウェーデンでのエキスビションの準備で映像が360度投影できる部屋にこもっているのだが、ここベルリンではそんな場所にも犬と同席できる。一緒に愛犬を連れて行き、途中散歩に行ったりしながら仕事ができるのもベルリンの魅力であろう。
今日もこの後一緒に向かう予定である。

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