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下手な話はつまらない

話が上手くないと業績が上がらない接客業にばかり就いていたので、話しが下手、伝え方が下手だと感じる人が目に付く。

そこでその原因を考察してみたら、いくつかの結論に至った。

・人の立場に立っている風でその実、自分主体で話している
・主語がない
・例え話が下手
・聴く力ではなく聞き出す話術が無い

そして全て共通して言えるのが、話を聞いてもつまらないところ。

聞き手の立場に立って話していなければ、聞き手の知らない事や興味のない事を話してしまうから聞き手はつまらない。

主語のない話は掴みづらくて酷く混乱するからつまらない。

例え話が下手だと、聞き手に馴染みのないもので例える。もっと下手ならば例えている意味が分からない事すらある。これも聴いていてつまらない。

聞き手に聴く力を求めるなんてのは話し手として論外。
カラスの鳴き声を聞き分けろと言われているようなものなので、当然、話なんて聞きたくなくなる。
まぁ、私のようにカラスが好きで聞き分けも好きなら楽しいだろう。


最低限、上記の話下手要素を排除して、相手に楽しいと思わせる話し方が出来れば話下手のレッテルは剥がせる。

対面会話だけではない。
SNSや文章のやり取りでも同じことが言える。


相手を楽しませるには語彙力と情報量がものを言う。

その情報の中から相手が好ましいと思える情報を使って、相手が会話をしたくなるような話術を有効に活用するためには、相手を知ることから始まる。

相手を知るためには相手に自分の情報を喋らせる話術が要る。

この三段階を踏むのは会話の基礎基本だ。
どれが欠けても、話はつまらなくなる。


人はどれだけ興味があっても、話し方がつまらなければ聞かないし読まない。例え、聞いたり読んだりしても忘れる。

何かを伝えたいなら、伝えたい人に面白いと思ってもらえる話し方をすればいい。

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