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占い屋の独り言

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生きやすくなる知恵や知識を書き留めたコラムマガジン。 幸せになるためのヒントに。
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2021年3月の記事一覧

伝えたいことは繰り返すべし

この人と話すと内容がスっと入ってくるんだよなぁと感じる、なんて事ない会話なのだが他の人の話よりも記憶に残る、そんな人がいる。何が違うのだろうか。 よくよく会話を聞いたり文章を読んでみるとあることに気付いた。 同じの意味の言葉を何度も使っているのだ。これは心理学にも適ったテクニックなのだが、慣れない人間がこれをスムーズに行うのは難しい。 例えば客に占いの依頼をしてもらいたい時のコピーライトを見比べて欲しい。 ①「多くの悩める人を導いてきた人気タロット占い師〇〇の鑑定を体

褒め上手は相手をよく見ている

言葉は意図せずして人を傷付けることがある。誰にでも1度や2度、思いあたることがあるだろう。 褒め言葉だと思って使っている言葉が、実は相手にとっては酷く不快な言葉だという場合もある。 例えば私は歌が好きなのだが、V系や低音の男性の曲を原キーで男性に寄せて歌う癖があるので、「宝塚の男役みたいでカッコイイですね」という褒め言葉をいただくことがある。だがしかし、私は宝塚が苦手でイメージを重ねられることを苦痛に感じるのだ。とはいえ、褒められているので半笑いで感謝の言葉を返すことしか

文字による自分自身の印象操作

相手に見られたい自分というものは、ある程度、操作出来る。 あなたは誰にどんな自分を見せたいだろうか。 私が横文字をあまり使わない理由は、東洋占術を扱う和のイメージを印象づけたいから。 東洋占術を使っている占い師がカタカナばかり文字として並べたり、西洋占術を扱う占い師が小難しい漢字ばかり並べていたらイメージに対する違和感を感じるだろう。 ならば、その違和感をとっぱらえばいい。 そして、何故そうしているのかを伝えないのがミソだ。 理由を知れば表面だけであぁそうかと納得され

人間考察は自分考察

人様の言動からその人の思考を考察することがあるのではないだろうか。そうした時に出てくる思考の変遷や結論が実はその時の自分自身の傾向を表していることに気付いている人は少ないだろう。 人の言動を考察してみて不快感を感じたならば、それはあなたの心が病みかけているか病んでいる可能性が高い。そうした場合はだいたいにおいて、ネガティブなことに目がいき、ネガティブな思考になるためだ。 逆に考察した結果スッキリしたのならば、心は健康である。 不快に感じる際には自分の心を健康に保つために

妬み嫉みは大損!よく見て盗め

人の技巧や性格に対して憧れることはあるだろう。私もよく憧れる。 しかし、人によっては憧れよりも羨みから妬み嫉みを抱くこともある。 ある本に「嫉妬は相手を下に見ているから」だと書かれていて、成程と大きく頷いた。どう足掻いても敵わない相手に嫉妬を抱く事はないのだから。 私には憧れる相手は多いし羨むことはあっても、妬ましくも嫉みにも思わない。そんな事をしても時間の無駄である上に得るものは何も無いからだ。 憧れや羨みを抱いたらあなたは相手の魅力に気付いたということ。どこに憧れた