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褒め上手は相手をよく見ている

言葉は意図せずして人を傷付けることがある。誰にでも1度や2度、思いあたることがあるだろう。

褒め言葉だと思って使っている言葉が、実は相手にとっては酷く不快な言葉だという場合もある。

例えば私は歌が好きなのだが、V系や低音の男性の曲を原キーで男性に寄せて歌う癖があるので、「宝塚の男役みたいでカッコイイですね」という褒め言葉をいただくことがある。だがしかし、私は宝塚が苦手でイメージを重ねられることを苦痛に感じるのだ。とはいえ、褒められているので半笑いで感謝の言葉を返すことしかしない。

そう考えると人を褒めることも迂闊に出来ない。
言葉とはそれほど扱いづらいものでもある。

仲良くしたい人を褒める時にはその人との距離感を把握して、相手の趣味嗜好がわかる範囲で褒めることが無難なのだ。
相手のよく使う言葉はその人が無意識に気に入って使っている可能性が高いので、それを引用して褒めるとだいたい外すことはない。

褒め上手だなと感じる人がどのように人を褒めているのか、よくよく観察してみるといい。相手の言葉をよく聞き、観察して、相手が不快に感じる言葉を巧みに避けている。

浮かんできた言葉だけで褒めるのはただの自己満足なのかもしれない。

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