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平均単価とチーム率

ご無沙汰しております。2カ月ぶりですね。

平均単価

 SES企業にとって、非常に大事な数字。
 
 まず、売上は平均単価と人数の掛け算となり、売上は会社の成長の最重要ポイントであり、安定志向の会社であれば、エンジニア数は変わらない前提で、売上は単価次第ですね。

 また、最近尋常じゃないインフレなどにより、サラリーマンの報酬は増える傾向にあります。それに順応させるため、会社の財力、収益能力をあげる必要があります。

 単価は、お客さんの満足度に直結します。
 自社のエンジニアがお客さん(business)のシステムをコスパよく作ったり、お客さんが喜んで一般ユーザ(Costomer)さんから受注件数が増え、さらにシステム投資でき、好循環に繋がります。
 下記の絵でわかるように、1年経って平均単価は緩やかに増加しています。

平均単価グラフ

チーム率

 SES業界で、一人で常駐作業することが多い。また、お客さんの予算や、システム完了などにより、契約終了のリスクも多い。もし、複数名で一緒に開発するであれば、お客さんにとって依存度が上がり、案件が終了しても、予算が降りなくても、コア機能の円満進行のために、このチームを残す必要が出てきます。
 そうです。当社は、チーム率の向上を大事な成長ポイントとして統計しています。最初は、低くで仕方がないですが。この一年を経て、2割代から33%を超える状態になってきています。
 3人に1名がチームで入っている状況になっていますね。数字で10%上がることは簡単そうに見えますが、実際はすごく苦労しています。しかも、関係部門である営業、人事採用、開発で一緒に協力しながら動かないと、達成できない数字です。
 とても喜ぶべき成果ですね。

 この数字の裏に、まだ6割の方がピンで作業していることがわかります。この数字をさらに上げる必要があります。 

チーム率

社員満足度

 時代が変わり、会社に対する帰属意識、愛社心が宣伝されなくなる時代になります。代わりに、従業員の社会貢献、成長実感、やりがいなどを重視する方が増えています。会社として、変革しなければなりません。

 会社は、帰属を求める組織から、従業員が成長し、やりがいを実現するプラットフォームの提供に変わらないと、この世の中に順応できなくなることを経営者のみんさんに切に伝えたいことです。

2024/6/13 株式会社BSS 代表取締役 田中誠

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