打楽器奏者 新野将之は言った 「僕はスネアドラムのパガニーニになりたい❣」新野将之物語・全3~5話 第4話
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スネアドラムワークスVol.1・・・曲の続き
「時」の彫刻(小野史敬)・スネア+マリンバ
お客さんの関心は「藤澤仁奈って、どんなマリンバ奏者なんだろう」に違いない。しかし私はそうではない(笑)、よく知っている。藤澤仁奈は、鮮やかな青い衣装で登場、高速の大きな動きに対応できる衣装だ。
ともあれ藤澤仁奈・・・この人以上のマリンバ奏者を私は知らない。我が国では間違いなく№1奏者だと思う。ご反論、ご異論あれば大歓迎で受け付けますので、どうぞこの記事のコメント欄にお書きください(^_-)-☆👆以前にも同様の記事を出したのだが、今のところ反論異論は1件もなし(笑)
もっとも、今回のこの1曲だけでは、藤澤仁奈の凄さを充分に感じ取れないかも知れない。この記事の読者の皆さん、少しでもご興味があれば、是非、藤澤仁奈の生演奏が聴ける演奏会に足をお運びください👆感動、そして驚愕を保証いたします🎵
この曲は、新野将之とマリンバ奏者・藤澤仁奈のユニットNinoNinaのアルバムPisca‐Piscaに収録の、このアルバムのために書かれた委嘱作品。私がこの曲の実演を聴くのは2回目。1度目はNinoNinaのCD発売記念コンサートの際。
この曲はCDでたくさん聴きました。このアルバムで一番「いい曲」と感じたから。音楽が美しいことはもちろん、力のある音楽で引き込まれ、何度も何度も聴き続けた。要するに魅力的な曲、とても。
NinoNinaのCD発売記念コンサート(2021年6月18日)では、CD収録と時期が近かったせいか、収録時の音楽的ニュアンスで演奏されていたが今回の演奏は違っていた。あれから2年余、二人の演奏は、料理で言えば、熟成が進んだように円熟味が増していた。一音一音に芳醇な香りが漂う、味わい深い演奏となり、美味しい料理を味わった時のような満足感が得られ、私は幸福感に包まれた。
この曲は、マリンバとスネアドラムのために書かれた曲だけあって、両楽器の特性が極めてよく生かされている。作曲者の小野史敬先生は、楽器の事を本当によくご存じだ。
陰陽度=陰陽0 素晴らしい曲を素晴らしい演奏で、また聴けた🙌☺🙌
神無月(風間真)(公募作品)・スネア・ソロ
お客さんの関心は「最後の公募作品て、どんな曲❓」あるいは「風間真❓どんなヤツ❓」に違いない。この曲は私の作品なので、私の関心は「この曲、この会場ではどのように響くんだろう❓」である。
7月に公募の事を知り、書こうと思い、レクチャーコンサートで新野将之が「公募曲のうち優秀作品は10月1日のスネアドラムワークスVol.1にて演奏します❣」と言った瞬間に「神無月」というタイトルが頭をよぎった。
10月・・・なので「神無月」。書いた。10月1日に演奏してもらえるよう、選ばれたいと思った。選ばれたァ❣よかった💦選ばれなかったらどうしようと思ってたし💦カッコつけて、「神無月」なんてエラそうなタイトルを付けたのに、落選とかしたら恥さらしぢゃん💦
私は戸籍上は一応日本人(実はこれが真実なのかどうかを、自分では疑っている(笑))。そのせいなのか、日本の古代史や神話には心惹かれる。なので作曲する時は自然と、日本の何かをテーマにしたくなる事が多い。今回の「神無月」は、出雲大社に日本各地から神々が集まるという神聖な「月」。
この神事は今でも現実に行われており、稲佐の浜で夜、篝火を焚いて行われる神迎祭は幻想的。曲は4つの部分に分けられる。Ⅰ 稲佐の浜(いなさのはま)、Ⅱ 神迎祭(かみむかえさい)、Ⅲ 神在祭(かみありさい)、Ⅳ 神等去出祭(からさでさい)。
さて、これをスネアドラム1台で表現するには・・・頭の中のスネアドラムに関する知識、打楽器作曲についての知識技術を総動員してようやく完成。この曲いつか(私が死んでからでもいいから(笑))新野将之の手で、出雲大社で神無月に神々をお迎えする際に、演奏されないかなぁ・・・して欲しいなあ・・・出雲大社の方々、この記事を読んでおられましたら是非🙇
陰陽度=陰3・・・本演奏会で、最も陰々とした曲だという自信があります(笑)💦曲の中で「チェーンスティックを用いる」と指定した部分があります。百聞は一見にしかず、下写真をご覧ください(笑)
そして鼓動は海から空へ(山下久幸) スネア+サックスカルテット(委嘱作品)
お客さんの関心は「アーバンサクソフォンカルテットって、どんな人たち❓」あるいは「山下久幸❓どんな曲を作る人なんだろ❓」に違いない。
出てきた❣・・・美男美女が二人ずつ❣うち二人はくすんだグリーンの衣装、もう二人はグレーと黒の衣装、4人とも実に分析しにくい中間色の衣装で、色合いがとても上品❣・・・ゆったりして動きやすそうな衣装だ・・・本物の演奏家は、こういう衣装を選ぶものだ・・・演奏が始まった・・・感想はただ一言・・・
えっ💦えっ💦ええっっ💦💦
以上です(笑)
あ、イヤ、ちゃんと真面目に書きましょうね(笑)・・・演奏が始まって8秒もたてば、そりゃあ判りますよ、どんな作曲家で、どんなサックス奏者たちなのか・・・。私も一応作曲家ですし、昔サックスを吹いていた時期もありましたんで・・・
つまりビックリしちゃって、えっ💦えっ💦ええっっ💦💦・・・なワケです👆 いい曲でした。とにかく美しい音楽❣ 音の動きが大変自然で滑らかでしたが、これはきちんとした作曲技術があって、更に楽器の事を熟知していないとできないワザです❣ 聴いていて、とても上質な音楽を味わう事ができ、幸せな時間👆素晴らしい作曲家を、見つけちゃいました❣
奏者についての感想は、あとでちゃんと書きますね👆
陰陽度=陽2。作品についての感想・・・
この人、本物の作曲家だ💦・・・以上
あ、イヤ、決してふざけているワケではありません💦(笑) いや、真面目に書いたとしても、ひょっとしたらこれだけ書けば充分かも。何故なら、私は年をとってから、次のような世の中の真実を知ってしまったから。
「世の中の有名な作曲家のうち9割は、才能も実力もないのに、何故か有名になり、よい仕事ももらえている。才能があり実力のある、つまり山下先生のような本物の作曲家は1割ほどしかいない。才能も実力もあるのに、埋もれてしまって有名になっていない作曲家がたくさんいる」・・・という真実を知ってしまったから。
この事実は、回を改めて詳しく書くつもりでしたが、お話の流れに乗って、ここで概要だけ手短に、少しだけ暴露してしまいますね💦 日本という国の音楽界は腐敗してるんです、悲しいことですが💦・作曲界について言えば、有名になったり良い仕事がもらえたりする人の9割は、実力が認められてそうなったのではなく主に「親の七光り」によってそうなっただけなんです。
この問題についてご興味のある方は、私のnoteのマガジンで「警告!この記事を読んではいけない」シリーズの、
警告!この記事を読んではいけない 6映像音楽作曲家への評価例
をお読みになると楽しいと思います(笑) 実力のない作曲家を暴露しているのではありません👆が、本当に才能と実力のある、素晴らしい作曲家先生の実名を列挙しています👆
山下久幸先生が、才能も実力もある本物の作曲家であることは、私が文章で説明しても、伝わらないと思います。もうすぐ新野将之自身がFacebook記事でフル映像を動画配信すると思いますので、そちらでご確認ください👆
山下久幸先生の実力を、一刻も早く確かめたい方のために(笑)、山下先生ご自身からご提供いただいた動画を、次にご紹介しますね👆百聞は一見にしかずです。ささ、どうぞご確認ください(^_-)-☆👆感動を保証します❣
https://youtu.be/tU92BCQHGmg?si=tGkQz40ABwqhWYE4
https://youtu.be/cnfgSzsOGiQ?si=sjrZQGqFXh99Lrnt
https://youtu.be/-VIE1Bgwvvk?si=nO-9o-Sn0qteQsZJ
奏者についての感想👆
アーバンサクソフォンカルテット🎵・・・この曲は実に美しい音楽でした。しかし、いくら作曲家に才能と実力があって、素晴らしい作品を提供してくれても、演奏でそれをきちんと表現できなくては、作品の素晴らしさなど、伝わりません💦
もうお判りと思いますが、アーバンサクソフォンカルテットの演奏は、作品の素晴らしさを充分にお客さんに伝える事のできた素晴らしい演奏でした👆私、判ります。子供時代の初心者だったとはいえ、一応私もサックス吹きだったことがあるからです。
新野将之に寄り添って参加してくれたゲスト演奏者たち・・・安嶋健太郎、藤澤仁奈、アーバンサクソフォンカルテット・・・・よくもまあ、ここまでハイレベルな演奏者たちを集められましたね👆おかげで、殆どお客さんだった今回の私、本当に上質な音楽に浸る事ができました🙌(^_-)-☆🙌
ああ、もう4000字を超えてしまいました💦長くなりましたので、今回はエピローグなしにします💦次回でようやく、曲の解説というか、曲の紹介を終える事ができそうです・・・すっかり長くなってしまいましたが、読んでくださった読者の皆様、本当にありがとうございますっ!