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安嶋健太郎 ピアノリサイタル 全4話 その1

2023年12月3日(日)銀座 王子ホール

2023年12月3日当日のプログラム表紙

呼称の前提

安嶋健太郎先生の事を、この記事シリーズでは敬称なしで「安嶋健太郎」と書くことにします👆 すでに世の中から高い評価が確定した芸術家に対しては、敬称なしが通例だからです。今後、敬意を込めて「安嶋健太郎」と呼ばせていただきます。

この記事シリーズについて

全4話ほどで書こうと思っています(4話で終わるかな(笑))。順序良く順を追って、丁寧に少しずつ書こうと思います。安嶋健太郎のピアノ演奏について。そして現代の日本のクラシック音楽界の、情勢の全体像もご案内、というか、ご紹介、というか、暴露(笑)というか・・・です(笑)

お話の骨子は、もちろん安嶋健太郎👆彼のピアノ演奏が、というか、ピアノ演奏を通した彼の音楽表現が、というか、ピアニストだからピアノ演奏を私たちに届けてくれるわけですが、彼が届けてくれたのは、驚くべきことに、楽器の音や音楽表現だけでなく、人という生き物の「心」です。

人という生き物の「心」・・・それを演奏で届ける・・それができる演奏家は、聴く人に感動を届けてくれます。それができる演奏家は本当に少ないと思います。私は、それができる演奏家を「本物」と呼んでいます。

私は、子供の頃からずっとですが、優秀な人が好きです。優れた人が好きなんです。優れた人のマネをしたいです。少しでも近付きたいです。そして、優れた演奏家を見つけると、嬉しいです。こうして記事などを書いて、多くの人たちにも、伝えたいです。「安嶋健太郎、いい🌺」って。

2023年10月1日の邂逅

この日は「新野将之スネアドラムワークスvol.1」という演奏会がくにたち市民芸術小ホールで催されました。安嶋健太郎はピアニストとして出演し、私は作品提供者として出席していました。直接顔を合わせる事はなかったものの、私は安嶋健太郎というピアニストの演奏に、初めて接しました。

ああっ💦ビックリ💦 素晴らしい💦 安嶋健太郎の演奏は、音楽が生き物のように溌溂と、ホールの空間内を飛び回っていたんです。実力あるピアニストの演奏に、今までもたくさん接してきましたが、こんなにも音楽が生き生きと元気よく跳ね回る演奏に接したのは、何年ぶりでしょうか。

安嶋健太郎の演奏は、音楽が美しかったんです🌺あんなにも美しい音楽を、奏でられる演奏家、少ないです💦 今思うと、あの日、楽屋に押しかけて、安嶋健太郎本人に会って、直接賞賛すればよかったです。あの日はそれが、できませんでした💦 だって、あまりにスゴイ演奏だったので、怖くて会いになど行けなかったんです💦

あとでFacebook上で、お話ができるようになりました🙌(*^^)v🙌(笑)、よかったです(笑)

安嶋健太郎

シリーズの始めに、まずは安嶋健太郎にピアノを習っている方々へのご祝辞

洗足学園音楽大学、昭和音楽大学、安嶋健太郎ピアノアカデミー、あるいはそれ以外でも、安嶋先生から直接ピアノのご指導を受けている方々へ、申し上げます👆 皆さんは、素晴らしい指導者に恵まれています👆どのくらい素晴らしいかを、これから少々お伝えします👆

世の中に、ピアノを弾く人は星の数ほどいます。ピアニストも星の数ほどいます。指導者も星の数ほどいます。しかし、ピアノ学習者が、本当に素晴らしい指導者に巡り合えることは、実は稀です。これから私は、世の中の残酷な真実を暴露しようと思います(笑)あ、でも皆さんは安心してください👆、安嶋先生に巡り合えた皆さんは、本当に幸福です👆

世の中の残酷な真実・・「本物は10分の1」という真実 その1

私も歳をとったので、世の中の真実が、若い頃よりは見えています(笑)。これから、私の提唱する「10分の1の真実」をお伝えします。一応真実ですが、冗談の一種として読んで頂いても構いません。というのもこの問題、真面目に考えると、頭が爆発しそうになっちゃうからです(笑)

要は「本物は10分の1しかいない」って事です。全ての物事についてです。全てのジャンル、全ての人々、全ての・・・とにかく、世の中の全てがです。

例えばこういうことです。レストランはお食事をする場所です。でも「本物は10分の1」ですから、10件レストランがあったとすれば、本当に美味しいレストランは、その中の1件だけです。

そしてその1件で、お食事をしているお客さん、この人たちにも「10分の1」が当てはまります。つまり、ちゃんとその美味しいレストランの美味しい味を理解しながら食べている人は、10人に1人しかいないって事です。

音楽でも同じことが言えます👆

この記事シリーズは、ピアニストのお話しなので、ピアノとピアノ演奏会を例にとってお話ししますね。

ピアノ演奏会が10回あっても、「本物は10分の1」ですから、「本物」と言える演奏会は、1回だけです。何故ならば、ピアニストが10人いて、全員が有名になっている人だったとしても、「本物のピアニスト」は、その中の1人くらいだけって事になるからです。

そして、その「本物の演奏会」であっても、集まってきたお客さんのうち、「本物のお客さん」・・・つまり、ちゃんと判って聴いている人は「10人に1人くらいしかいない」って事です。

このお話は、もう少し詳しくしたいのですが、それはこのシリーズの次回「その2」で、続きをお話ししますね。ともあれ、この記事シリーズを読んでくださっている安嶋健太郎関係者の皆様は、安心してください(^_-)-☆👆

安嶋健太郎は数少ない「本物のピアニスト」です👆

恐縮ですが、私事を少々・・・

毎年クリスマスは、私にとって特別な期間です。クリスマス好きなんです。クリスマスにちなんだ、特別に好きな曲もあります。メリークリスマス・Mrローレンス🎵

今年の3月に坂本龍一さんが亡くなって、死の直前の12月、NHKのスタジオで、ピアノソロで、この曲を弾いてました。こんなふうに弾きたいと思い、聴音して譜面を作り、坂本さんが弾いた通りの音符、テンポ、強弱で、練習しました。あ、一応私も、ピアニストの端くれなもんで・・・(笑)

今年のクリスマスは特別です👆坂本さんが亡くなった年のクリスマスです💦坂本さんの名曲「戦場のメリークリスマス」は今年のクリスマス期間には、全国のあちこちで、特別な響きで演奏されているに、違いありません。私もすでに、あちこちで弾いています🎵明後日も明明後日も弾きます。

坂本さんは余命宣告を受けてから「あと何回、満月を見られるだろう・・」と感じたそうです。私も若くありません。私はあと何回、クリスマスを迎えられるのでしょう・・・

リサイタル当日、会場近くの通りの、クリスマスツリー

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