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日本の囲碁には、日本の棋道がある。

日本の囲碁には、日本の棋道がある。
最近、そのことを改めて深く知りました(今更ですが)。

きっかけは、先月、最終巻が発売された
加藤文枝さんの囲碁漫画『いしのおと』
作中で、茶道家から囲碁を打つ時の碁盤に向かう姿勢について
柔らかくも厳しい指摘を受ける場面があります。
これまで「茶道と囲碁は別物」と(特に考えもせず)思ってきた私にとっては衝撃的なシーンでした。

日本の棋道と、日本の茶道。
その根底にある精神構造は同根なのだと気付かされました。
考えてみれば当たり前です。
柔道、書道、弓道、、、どれも日本文化で培われてきた修行の「道」です。

とはいえ当然ながら、全員が全員、「道」を究める必要はなく、
せっかくの日本文化ですから、もっと身近に感じられるようになれば、
さらに心地よくて生きやすい世の中になると思います。
身の回りの道端や軒先で、
囲碁を打ちながら抹茶を点てて飲む。
・・・そんな光景が日常の中に溢れていく未来を強く願い、祈ります。

#全日本囲碁連合 #READYFOR #クラウドファンディング


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