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On Ridgelineロゴデザインができるまで

2020年5月25日にスタートした富士山麓エリアのローカルメディア「On Ridgeline」。無事に毎日休むことなく更新しています(よかったー)。

今回は、ロゴデザインがどうやって決まったかについてお話したいと思います。名前の由来やサイトを起ち上げた理由については、また別の機会にまとめる予定です。

ロゴ発注前の考え

「On RIdgeline」とは、「稜線上」という意味です。

りょう‐せん【×稜線】 の解説
山の峰から峰へ続く線。尾根
(goo辞書より)

「富士山麓の文化をつなぐ…」と、コピーで詠っているように、富士山ありきのメインタイトルです。

最初に私がイメージしていたもの。

・富士山をイメージしたもの
・曲線をうまく使いたい
・男女ともに印象のよいロゴ
・富士山をイメージするけど単純な青と白はちょっとやだ

デザイナーを決める

「誰にデザインを依頼するか?」それはとても重要な問題です。
今回、お願いしたのが御殿場のグラフィックデザイナー マヤちゃんです。

On RIdgeline をスタートする少し前、彼女とは廃業した映画館をリノベ―ションした万転ゲストハウスのクラウドファンディングで知り合いました。

クラウドファンディングを通して、彼女の仕事の早さもそうなんですが、なにより順応力とレンジの広さがいいなあと思いました。
「30代〜40代くらいの同世代にも読んでもらいたいけど、できたら20代にも面白いって思われたい!」と、個人的に強く願っているので、年下の彼女の感覚に期待して、ロゴデザインをお願いすることに決めました。

最初のロゴ案

2月に大枠の相談、3月に入ると世の中がコロナウィルスで慌ただしくなったので、LINE中心でやり取りしました。

第1案

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[デザインコンセプト]
富士山や山脈を連想するようなベースカラーに、アルファベット内5か所に別のカラーを用いることで富士五湖を表現。遊び心を加え、リズミカルで明るい印象に。

第2案

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[デザインコンセプト]
山の重なりをモチーフに、柔らかなタッチで表現。貴サイトを訪問するたびに新たな発見があり、足取り軽く出かけたくなるようなイメージ。カラーは3 色に分けることで奥行きを表現した。富士山のみでなく、富士山麓の広大な自然を連想できるよう、青みグリーンへとのグラデーション。

そこからの修正依頼

第1案は、たしかに稜線っぽくて文字が山脈のよう。そして、かわいいし、女性ウケはよさそう。

第2案を見たときに、このロゴが丸ステッカーになったイメージがすんなり湧いたんですよね。あと、コーヒーの紙カップに載っていてもかっこいいなって思ったんですよね…ということで、第2案目で決定。

その上でお願いしたのが、文字が読みにくいので(とくにoとi)その部分の調整をお願いしました。

その後、マヤちゃんから「Webメディアなので差し替え可能なので季節ごとに変えてみては?」という提案が。たしかに、Webメディアなんだし、そんな遊び心があってもいいかも! 
「四季に合わせつつ、かつ富士山らしい色合いが実現できたらうれしいな」と彼女に伝えました。

やってみて感じたのは、今ここにない”On RIdgeline”のイメージを言葉で伝えるのは難しいということ。雑誌の〇〇みたいな、でも〇〇じゃないとか、そんなやりとりを繰り返しました。

修正の後、On RIdgelineロゴ完成

そうして、4月上旬に完成したのが現在のロゴです。

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noteで初公開。季節ごとのロゴはこちら。

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4月にロゴが完成して、私の中の士気も爆上がり。やはり、ビジュアルって大事なのかも。このロゴでステッカー作りたい!いつかはマグカップとかありかも!フツフツと夢が広がり…。
カッコいいロゴを手に入れ、メディアを運営していく覚悟とエネルギーをもらった気がします。

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静岡県東部で執筆・編集業をしています。みなさんからのスキが励みになります!