未経験者が社会人になってストリートダンスを習い始めて気づいた話(自分編①)

私は社会人になってから(厳密にいうと大学生最後の1ヶ月から)趣味程度ですが10年以上ストリートダンスを習っています。
新生活を始める方が多い今、やってみたいことを始める人の参考になればいいなと思います。

始めるきっかけ

小さい頃クラシックバレエを少しかじっていたのですが、それ以降ダンスといえば運動会や学芸会、友達とのカラオケで流行りの歌手の曲で踊り狂うくらいでした。
けれどその中で踊ることの楽しさを知ってしまい、好きなダンサーやアーティストが踊るのを見るだけでは満足できず、ダンスがしたい、その思いを持ち続けていました。

2回諦めた経験

始められるタイミングは2回やってきました。
1回目は高校入学、2回目は大学入学です。
しかし1回目は高校のダンス部のショーケースで見た先輩たちのキラキラ感、イケイケ感を見て、あの中でやっていける自信はない…とビビり尻込みし断念。
2回目は大学の新歓でのサークルでのショーケース。
今度こそ!と思うも深夜練が多く、カリキュラムもみっちりの学部プラス往復3時間通学の私には厳しく…
大学は親に行かせてもらっているというやたら真面目な考えを持っていたので、授業に影響が出ることを考え断念。
こうして2回諦めることとなりました。

そして社会人になってスタート、
そこにいたのは鏡に映る奇妙な動きの自分

やはりダンスをやってみたいと思い、ついに断念続きの状態から社会人にして初めて習うことを決意!入会!
リズム感もあるし、友達とカラオケで踊ってたし最初にしては割と踊れるだろう、そう思っていました。
しかし始まってびっくり。全然身体が動かない。リズム通りに動いてはいる、が自分のイメージでは動いているつもりなのに鏡に映るのは中途半端に手を伸ばしたり、中途半端に屈むぎこちない奇妙な動きの自分。

自分の身体なのにコントロールできない、イメージとの乖離

びっくりしました。あんな不恰好だとは思わなかった。
そこで気づいたのが自分の手はどこまで伸びるか、身体はどこまで捻れるか、腰はどこまで反れるか、胸はどこまで開くか、膝をちゃんと曲げて屈んでいるか、自分の身体が”今”どう動いているか、どう見えているかちゃんと見たことがなかったのです。
だって動いて伸びている、こう見えているはずと思ってやっていたから。
これまでスポーツはいくつかやりましたが、見せることを重視するものをやるのはこれが初めて。
そこで初めて可視化した。自分の身体を細かくコントロールできていない、コントロールの仕方をわかっていないことに気づきました。

イメージに近づくために癖を知る

これまでダンスを習って思ったのは、表現のために自分の癖と見え方を知ることが大事だということです。
私の場合振りを覚えることは得意だけどいつも手先が変だった。強い振りだと変に力が入って手首が曲がったり、ゆったりしてると力が抜けて手先が伸びきっていなかったりでした。
あと背が高いといい意味でも悪い意味でも目立ってしまう、自分のイメージではやりすぎかも?と思うくらい伸ばす時は伸ばす、かがむ時は屈むことを意識するようになりました。
今は他にも色々考えながらやっていますが最初はあまり直視したくない自分の姿を見つめていました。

始めるのに遅いことはない、だってやりたかったことだから!

大人になってから始める、体力的にもついていけるか不安だったし遅いかななんて思っていました。でもやってみて思ったのは始めるのに遅いということはない、という事。体力はレッスンを受けているうちにつく、自分よりも遅く始めた人もいる。
だって人間この先よりも今が一番若いんですよ?
そして何よりもずっとやってみたかったダンスをできているという喜び!それが何よりです。今も本当に楽しいです。

やってみたい気持ちがあるならそれがいつでも始め時だと思います。


読んでいただきありがとうございました。
まだこの件の自分編についてまだ書きたいことがあるのでそれはまた次回。

この記事が参加している募集

#スキしてみて

529,975件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?