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それで、あなたはどう思うの?

私は自分では会話がつまらないと思っている。私との会話でつまらないと言われることがたまにある。言われなくても、相手の表情でつまんないだなって気づくこともよくある。それは会話の量が少ないからだと思っていた。実際私は口数は少なく、聞かれないと自分から答えない。

その自分の口数の少なさが、会話をつまらなくさせていると思っていた。確かに、それも一つの要素だが、それだけではないと考えるに至った。私には自分の意見や感想が全くないのだ。それでどう思うの?って聞かれて答えられないのだ。

どう思うか。そこに自分らしさとか面白さが詰まっていると思う。「今日こうゆうことがあった」と話すだけなら私にもできる。でもそれで会話が終わっていた。それで私はこう思ったんだよねっていう部分がない。

それだと会話はつまらないんだと思う。なんだそんなことだったのか。検証はしてないけど、これからはどう思うかまで付け足してみよう。どう思うかまで話すと、それは違うんじゃないとか否定されることもあるかもしれないけど、つまらないよりかは全然いいよね。

例えば、私は普段お酒を飲まない。それをただ、「私お酒飲まないので」で会話を終わらせると何も面白くない。もう少しだけ会話を自分で深掘りさせてみる。

「お酒は美味しいけど、飲んでいる時も飲んだ後もダラダラしちゃうのが好きじゃなくて飲まないようにしている。そんなにお酒強い方じゃないし、眠りが浅くなりそうだし。そう私は、きっとダラダラするのが好きじゃないだと思う。理想は朝から絶好調で、頭も体もスッキリしていて、夜寝るまで仕事をぶっ通し続けることができるのがいいなって思っている。お酒飲むとコンディションが崩れると思うから、私はお酒飲まないようにしている。」

みたいな感じで話をしてみるといいかも。この会話だけで、お酒を飲まない人っていう情報の他に、この人がダラダラするのが好きじゃない人、心身の調子を気にする人、飲みより仕事をする方がいいと思っている人、などいろいろとその人について考えることができる。

そう思うと会話もそうだし、その人の知らなかった部分を知れるので、「面白い」っていう印象になるのだと思う。

私は気づくと話が淡白になりがち。事実のみをただつらつらと話がちになりやすい。それでもいいけど、それに加えて、自分がどう思うかについてもプラスしてみよう。そうすることで会話を上手く拡げることができるかもしれない。

「それで、あなたはどう思う?」

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