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こんにちは!まこあきです★

本日は動画編集の単価の決め方についてです。

動画編集者であれば、一度は単価について考えたことがあるのではないでしょうか?

実際に「この案件の単価はどのくらいですか?」など単価に関する質問を頂くことも多々あります。

今回の記事では、単価について悩んでいる方や、どのように単価を決めれば良いか分からない方に向けて参考になる記事になっておりますので最後まで読んで頂ければと思います。


単価を決める際に考慮すること


動画編集の単価を決める際に考慮すべき要素はいくつかあります。

以下に、単価を決める際に考慮すべき重要な要素をいくつか挙げます。

1.経験とスキルレベル

編集者の経験とスキルレベルは、単価に大きな影響を与えます。

経験豊富で高い品質の編集を提供できる編集者は、通常、より高い料金を設定する傾向があります。

2.プロジェクトの規模と要件

プロジェクトの規模や要件も価格に影響を与えます。

編集時間や作業量が多い場合、それに見合った価格を設定する必要があります。

また、特別な要件や複雑な作業が含まれる場合は、それを考慮して料金を設定する必要があります。

3.納期と緊急性

納期や緊急性も価格に影響を与えます。

短い納期や緊急な編集作業は、通常、追加料金が発生することがあります。

4.クライアント予算と市場相場

クライアントの予算と市場相場も考慮すべき要素です。

クライアントが予算を明示している場合は、それを基準に価格を設定することができます。

また、市場の相場を調査し、自身のスキルや経験に見合った価格を設定することも重要です。

5.追加サービスやライセンス

追加のサービス(例:カラーグレーディング、エフェクトの追加、音声の調整など)やライセンス(例:使用する素材の著作権、商用利用の許可など)が必要な場合は、それに基づいて価格を調整する必要があります。

これらの要素を考慮し、自身の経験やスキル、プロジェクトの要件、クライアントの予算に応じて適切な価格を設定することが重要です。

また、競争力のある価格を設定し、クライアントとの交渉にも柔軟に対応することが求められます。

①企業の価格表を参考にする


個人の方の価格表を参考にする事もできますが、企業の価格表を参考にする事がお勧めです。

価格表は、企業のHPに掲載されています。

企業の価格表を見た上で、自分の価格も決めていきましょう。

例えば、企業が10分以内の動画→15,000円だったとします。

企業は法人としての信頼がありますが、個人の方は信頼の部分で劣ってしまうので企業と同じ金額ではなかなか案件を頂くことはできません。

企業が15,000円であれば、12,000円に設定するなどしましょう。

しかし、企業に信頼は劣ってしまっても、スピードには負けません。

よく企業の価格表には、

10分以内の動画→15,000円(4営業日)

このように記載されています。

クライアントに提案する際に「即日納品できるので20,000円」などの提案することもできますね。

どの価格に設定しても、正解はありませんが

10分以内、価格20,000円、納期1日

このように付加価値があることで案件を獲得できることも大いにあるでしょう。

しかし、価格表があれば必ずその通りの価格になるのではなく

ジャンルや内容によって変わる事もある為、案件によってはクライアントと要相談になります。

②作業時間×時給で決める


まずは、自分が動画編集をする上で1時間あたりどのくらいの価格を貰いたいのかを考えてみましょう。

その上で

例えば10分の動画を依頼され、編集に6時間かかるとします。

仮に自分の時給を1,500円に設定していた場合9,000円になりますよね。

このように自分自身の中で、自分の時給を定め、価格を決めることも1つの方法です。

しかし、この時注意しておかなければいけない点があります。

業務委託の場合、時給労働はNGです。

時給にしてしまうと、労働契約に則る事になるので扱いが業務委託契約ではなくなってしまいます。

法律に引っかかってしまうのでこの点は気をつけましょう。

では、最初は時給をどのくらいで考え、編集する時間がどのくらいかかるのかも分からないと思います。

参考程度でお話しします。

時給に関しては1,000円で考えて良いでしょう。

しかし、初案件の場合は多少安価で案件を請け負い、作業時間を計測し次回案件を請け負う際の目安にすることをお勧めします。

単価に正解はなく、案件の内容やジャンル、人によって様々な為

徐々に金額を上げいけるよう、クライアントとしっかり交渉し単価を上げていきましょう。

単価を上げる方法


単価を決めることができた後は、次に単価を上げる行動をしていきましょう。

これから動画編集を始める方や、低単価で悩んでいる方は以下のことを取り組んでみてください。

1.スキルの向上

編集技術や知識を向上させることにより、より高品質な編集作業を提供できるようになります。新しい編集テクニックやツールについて学び、自身のスキルセットを拡大しましょう。スキルの向上は、高い品質の編集を提供するための重要な要素です。

2.経験の積み重ね

経験を積むことにより、編集の効率性や品質が向上します。実際のプロジェクトに携わりながら、さまざまなジャンルやクライアントとの経験を積んでいきましょう。経験が豊富な編集者は、その価値を高めることができます。

3.ポートフォリオの充実

自身の編集作品をまとめたポートフォリオを作成し、クライアントに対して自身のスキルと実績を示すことが重要です。優れた作品や過去のプロジェクトの成功事例をポートフォリオに追加し、信頼性と専門性をアピールしましょう。

4.マーケティングとブランディング

自身をブランド化し、独自の価値をアピールすることが重要です。ウェブサイトやソーシャルメディアプロファイルを活用して、自身のサービスを積極的に宣伝しましょう。良い口コミやクライアントの満足度を確保することで、評判と信頼を構築することも重要です。

5.顧客に提供する価値の明確化

編集サービスにおける顧客への付加価値を明確化し、それを強調することが重要です。クライアントがどのようなメリットや効果を得られるのかを明確に伝え、独自性をアピールしましょう。


最後に


最後まで読んで頂きありがとうございました。

単価には正解は無いですが、決して自分の事を小さく評価しない事です。

自分のスキルレベルは低いから・・とか
まだまだ経験が少ないから・・

と遠慮して金額を低く設定してしまうと自分の首を自分で締めることになってしまいます。

動画編集スキルは素晴らしいスキルです。

自分に自信を持って、付加価値をつけ、ご自身の時給をどんどん上げていきましょう。

本日もありがとうございました。

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