大学院数学専攻が考えるノート、ルーズリーフ、タブレットの使い分け
初めに
いきなりですが皆さんに質問です。
皆さんは何を使って勉強をしてますか?
ノートですか?それともタブレットですか?
大学院まで進むまで勉強をしてきましたが、「何を使って勉強しているのか」「それぞれのノートを強みは何なのか」を改めて考えてまとめようと思い、このノートを書いています。
簡単にまとめると、それぞれの強みは
ノート:ものとして残ること
ルーズリーフ:順番が自由自在に変えられる
タブレット:ページ制限がない、検索性が高い
だと考えています。
以下では、詳しい自分の考え、また、それらを踏まえて自分はどのように使い分けているのかを紹介しています。
自分が考えるそれぞれの強み
改めて自分なりにそれぞれのメリット・デメリットをまとめていきたいと思います
紙ノート
紙ノートのメリットは、使い終わったノートをモノとして残せる点だと思います。
やってきた勉強の量を可視化することは難しく、どれだけ勉強しても頑張って量がわからず不安になることがあると思います。
しかし、使い終わったノートを捨てずにとっておくと、たまったノートで努力の量を目で確認することができモチベーションを上げることができます。
ノートのデメリットはページの順番を変えることができないことです。
「前回の授業休んじゃったから今日の授業は前回分のスペースを空けてノートを書き始めたい。けど、どのくらいのスペースを空けていいのかわからない…」
一度くらいこのような経験をしたことがあると思います。
上にあげた例のように順番がずれてしまう可能性がある場合は使い方を考えないといけないと思います。私はルーズリーフを使うようにしています。
ノートの場合は、本をはじめから読み進める、問題集を1ページ目から解き進めるなど、順番通りに積み上げていくようなものの勉強に向いていると考えています。
ルーズリーフ
ルーズリーフの最大のメリットはシートに書いたものを後で好きな順番に変えことができる点だと思います。ノートのところでも書きましたが授業ノートはルーズリーフを使っています。
また、問題集・参考書を自分で好きな箇所だけ、好きな順番で解くような場合でもルーズリーフを使うことが多いです。
紙を一枚取り出して、問題を解きて、とりあえずファイルに挟んでおく。ある程度量がたまったらそれを整理する。
こんな感じで使っています。
デメリットしては、管理がめんどくさいところだと思ってます。
めんどくさがり屋な自分は、授業でとったメモをファイルに挟むのを後にして神を貯めてしまいがちです。授業一回分ならばためてもなんとかなりますが、何回分もたまってしまうと、時系列がぐじゃぐじゃになってしまったり、一回の授業内での順番がわかんなくなってしまったり、最悪の場合なくしてしまうこともあります。
このようにならないように、授業の頭には日付をメモする、1回分のページ量が多い場合はページ数をメモするなど対策をしていますが、それでも並び直すのはかなりめんどくさい…
ルーズリーフはジャンル・順番を気にすることなく自分の好きに勉強する。たまったものを後から整理しなおしたいときに使っています。
タブレット
最大のメリットはページ数が無限にあることだと思います。
ページ数を気にせず雑に書き進めていきたいときにはタブレット(私の場合はiPad)使って勉強しています。
また、検索性がとても高いこともメリットです。
この言葉ってどこで出てきたっけ?というような疑問も用語検索をしたら一発で検索できます。
また、自分はうまく使えていないですが、検索力お高さ利用してデータベースのような使い方も良いと思います。
しかし、とにかく書きにくいです。
実際に紙に書いているわけではないのでなれるのは少し時間がかかると思います。
実際自分はどのように使い分けているか
以上の話を踏まえて、私がどのような考えをもってノートを使い分けているのかを紹介したいと思います。
今回は、授業ノート、ゼミノート、修論用ノート、自主ゼミノートの4つを紹介したいと思います。
授業ノート
大学院の授業の板書をするためのノートです。
毎週一回必ずあり積み重ねているものであるが、休んでしまいこともあるため、後からでも順番を変えることができるルーズリーフを使っています。
サイズはA4で一般的なノートより一回大きいもの使っています。配布されたプリントもファイリングできるようにこのサイズにしています。
受けている授業のものをこの中にファイリングしており、このファイルをもっていけば大丈夫なような状態になっています。
また、終わった授業のものは別の大きいファイルにファイリングしアーカイブとして残しています。
ゼミノート
週に一回あるゼミのためのノートです。自分で教科書を読み進め勉強し、その成果を先生の前で発表するような形式のゼミをしています。
発表用のノートを作るのがゴールとなっており、そのために二つのノートをを使い分けています。
一つ目はタブレットです。発表用のノートを作るためのメモ用として使っています。ページ数に制限がないため気にせずガンガン書き進めていけるのが楽しいです。
二つ目として、普通のB5ノートを使っています。
ゼミは完全に1対1の授業なので休んでも何しても順番が変わらないっためノートを使ってます。
また前にも書きましたが、自分の頑張りを目に見える形で確認できるので気に入っています。
まずは教科書の内容を大まかに理解するために、教科書の内容をほとんどそのままタブレットに写しています。
その中でわからないものは追加で調べて補足情報を付けたり、自分なりにわかりやすいように文を書き換えるなどして、まとめ直しています。
その後まとめ直したタブレットを参考に、発表用のノートを完成させます。
修論ノート
修論を書くために、ゼミの内容を改めてまとめるためのノートです。
ルーズリーフを使っています。
まだ、どのような構成で書くのか完全に決まっているわけではなく、順番が確定できていない点、また、いろいろなパーツを同時並行で進めていく必要がある点、この二点を考慮して、ルーズリーフが最適だと考えています。
自主ゼミノート
友達と週に一回やってる勉強会でノートをとるために使っているものです。
友達と動画教材を見ながらやいのやいの言いながら勉強しています。
特にジャンルをきめて勉強を進めているわけではないので、その日に勉強したことを改めてジャンルごとに順番整理できるようにルーズリーフを使っています。
まとめ
以上が自分なりのノートの使い分けです。
改めてみてみると、自分は紙を使って勉強していることが多いことに気づきました。これは、書き心地の良さにあると思います。
紙を何枚か重ねて柔らかくなっているところに、ボールペンでふわふわな書き心地が好きなため、それを求めて紙を使っていることが多いです。
また、今回は触れなかったですが、「持ち運びやすさ」も何を使うかを考える要因となると思います。
ノート、ルーズリーフは、物自体と筆記用具も持って行かないと聞けないため、荷物はかさばります。
逆に、タブレットで勉強をする場合は、少しの重さはありますがタブレットを持っていくだけで勉強を進めることができるため、かさばらずに持ち運ぶことができます。
外で勉強することが多い人は、タブレットをメインで勉強をするのがいいかもしれません。
編集履歴
2023/10/10:文章を整える、それぞれのデメリットを追加、細かい調整
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