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『親切は脳に効く』デイヴィッド・ハミルトン著 書評

親切にする行為は、相手も自分も気分を良くするということは、
当然のこととして認識していたけれど、それが、健康にも良いと
科学的にも認められているとは知らなかった。

親切にしたりされたりすると、幸せを感じられるのはもちろんのこと、
心臓や脳にも良いなんて、、、
これは、親切にしない手はない。

私たちの心と体は繋がっている。
心に良い影響があると、オキシトシンというホルモンを出し、
心臓や脳の細胞に良い影響を与えてくれ、結果、健康になれる
ということだ。

人に親切にすることは、人間社会において道徳的に大切なことだ。
しかし、このことだけではいまいち行動にうつせないという人も、

「あなたを健康にしてくれるのですよ」

と言われれば、やらない人はいないのではないか?

心も身体も幸せにしてくれる「親切」という行為。
例え「自分が健康になりたいから」という自己の欲求がきっかけで
あったとしても、実践する人が増えることは大歓迎だ。


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