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『ロボトミーにあげるひゃくまんえん』


科学系の大臣「博士呼び出したのはさ、急いでロボトミー作ってほしいわけ。設備とかはこっちで全部用意してある。あとは人材選びなのよね。これが大変で」

科学系の博士「だろうね」

大「でもあらかた候補は絞ってあって、そこに二人立たせてるんだけど、カネ積めばなんとかなるかな?」

博「あ、この二人が候補?んならかんたん。カネいらないよタダでいけるし」

大「マジ?」

博「マジ。ねえAくん、キミをいまからロボトミーにさせてもらうよ」

A「うんっ!」

博「すんなりいったでしょ?」

大「すげえけど、んまあこいつは特別だったんだべ」

博「つかこいつすでにロボトミーじゃね?」

大「たしかに」

博「もうひとりも聞いてみる?」

大「頼むわ」

博「じゃBくん、キミをロボトミーにさせてもらう、しゅじゅつのあと、ごほうびにひゃくまんえんあげる。だからしゅじゅつしていいかな?」

B「うんっっっ!」

博「ね?」

大「いや100万いるじゃん」

博「え、おまえもロボトミー説?」

大「は?馬鹿にしてんのか」

博「術後に払ってどうすんの」

大「おぉーたしかに」






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