京都競馬場リニューアルオープン日に行ってきた
2023年4月22日(土)。2020年第4回京都競馬以来、開催を休止し整備工事を行ってきた京都競馬場がついにグランドオープンした。
2020年といえば、競馬にハマりつつあったものの実際に競馬場に足を運んでみよう、という考えはまだ頭になかった。なので「ついに」と言ってもそこまで待ちわびていたわけではないのだが、人生で一番競馬にハマっているこのタイミングで新装した京都競馬場のこけら落としに行けるのならば行っておきたい!ということで京都へと向かった。
ちなみにリニューアル日の週末と天皇賞(春)が開催される4月30日はいずれも指定席や入場券の事前入手が必要だった。今回のようなリニューアルオープン日や大きいレースが開催される日はだいたいそのようなシステムになっていて、仮に指定席が売り切れてしまっても入場券まで売り切れることはほぼない。施設内には誰でも座ることのできるソファがいくつかあるので一日中立ちっぱなしということはないので安心してほしい。
なお、私のように座る暇もない(パドック見る→レース見る→パドック見る→レース見る…)人は入場券だけで十分。
京都競馬場は、京阪電鉄の「淀駅」から徒歩2分の場所にある。私は何度も京都を訪れているのだが、そのうち9割は京都の中心部にしか行ったことがなく(その昔、激安高速バスを利用したら降車場所が「高速長岡京」というところだったことがあり、京都中心部に住む京都人の友人曰く「そこは京都ではない」そうだ)、淀駅には今回初めて下車した。
京都駅から淀駅までは乗り換え1回で所要時間は約25分。
東京の「府中競馬正門前駅」のように、改札を出たら目の前は競馬場なので迷うことは100%ないだろう。
京都競馬場といえば3コーナーの「淀の坂」が有名だ。
終盤近くで上がったり下がったりがあるので3コーナーから仕掛けるのは難しいし4コースは下り坂なのでそこでスパートをかけるのも難しい、よって先行・逃げタイプが有利…と言われているがもちろん例外の馬もいる。ゴールドシップとミスターシービーなどがそう。
ちなみに「淀の坂 大変」で検索したところ、「淀駅周辺の住みやすさ情報」というのが大量に出てきた。淀の坂が大変だと感じているのは出走馬とジョッキーと馬券を買う人などなど競馬関係者ぐらいなのだろう。
施設内に入ると、ぱっと目に飛び込んできたのが馬車馬のカンクン。東京競馬場からお引越ししてきたそうだ。盆地の京都、過ごすの大変そうだな…頑張ってほしい。
昨今のプライバシー事情などで人がいるところはあまり写真が撮れなかったのだが(載せられないから)、感想としては「行楽地かな…?」の一言に尽きる。キッチンカーや屋台がたくさん出店しているし、子どもが遊べるちょっとした遊具もあり、なんといっても家族連れが多い。まるでピクニックのように芝生にレジャーシートを広げて持参のお弁当を食べる姿もちらほら。
「差せー!!!」と叫ぶ耳に鉛筆を挟んだおじさんは何処へ…。
この日はグランドオープンを記念して、武豊の地元である京都の素材を使用したクラフトビール「武豊」が販売されるというのを事前情報として聞いていたので、早速探してみた。
…完売していた(このとき12時頃)。
仕方がないのでいつものビールをいただく。もはやなんでもおいしい。
この日はものすごく天気が良くて、競馬日和。馬場が荒れないことは良いことではあるが、荒れることによる万馬券の発生率は低め。競馬ファンは毎週末自分の住んでいる地域の天気ではなく開催地の天気を見る、というのをどこかで読んだのだが私もそうだ。
リニューアルオープン日というのもあり、撮影部隊もちらほら。私のカメラはかつて「ママでも撮れる」というCMでおなじみの(今だと炎上しそう)かわいらしいカメラだが、周りの人たちが首からさげているのはバズーカ砲のようなレンズを搭載したカメラばかりだった。
時間帯的にも混んでいない時間帯だったのでゆっくりパドックを見ることができた。
馬、乗りたい…。
京都ということで(?)、敷地内には鳥居もあった。伏見稲荷大社に行く必要がなくなった。
さて、ここからは名馬をどんどん載せていく。本当はそれぞれにコメントをつけていきたいが、それをやると字数がいくらあっても足りないのでやめておく。
アーモンドアイと言えば、横浜・野毛にある「晩杯屋」ぴおシティ店に歴代の名馬10頭をデザインした数量限定のワンカップ大関があったので注文したところ、「どの馬が良いですか?」と聞かれたので「(えっ選べるのっ!)アーモンドアイでお願いします!!!」とお願いしたら、数秒後、「お客さんごめんなさいね~アーモンドアイは無いみたい」と言われ、仕方なくサイレンススズカを頼んだ(サイレンススズカも素晴らしい馬です)。
そして…ライスシャワー碑が。
どの記事を読んでもなんだかつらいライスシャワー。気になった人はぜひ調べてほしいけど涙腺が緩い人は電車の中とか職場では読まないほうが良い。
というわけで、新装オープンした京都競馬場。次回の天皇賞(春)はぜひここで観戦したい。
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