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シンカ。

エリザベート ガラコンサート

Live配信にて鑑賞いたしました。
本日は2014年花組Ver.
何とも豪華絢爛な事でしょう。

当時のコスチュームを身に纏い、
7年の時を経て歌で綴るコンサート。
派手な舞台装置はない。
シンプルが故に、歌声と表情、佇まいでその芝居感を出す。

今回の配信を見て感じた事は、

「より深みが増していた」
舞台経験や人生経験を重ね、より表現の幅が広がり、
各々がその役に感じる気持ちや・解釈の仕方の幅が自由に表現され、
「宝塚のエリザベート」の枠を超た表現となって現れていた様に感じました。

「歌詞とセリフ」
歌詞としてセリフを載せるのか、セリフとして語るのか。
実に難しいところかと思います。
2014年版と違うのを、ゾフィーとエリザベートから感じました。
「その様な表現もありだ!」と思うところが何箇所もありました。

「動から静へ」
2014年花組ver.は
トートは、虎視淡々と機会を伺い待ち構えているイメージ
ルキーニは、血の気が多くまだ若いという感じ
ガラコンでは、
トートは、悲しみにも感じる佇まい、時が来るのをジッと待っている。
ルキーニは、冷静でいて感情を顔にあまり出さない。薄笑いが不気味に感じる。

シンカした皆さんの演技にとても感動しました。
中でも、エリザベート役の花乃まりあさん。
あなたの心の奥底にある感情、
しっかりシシィを通して、描き出されていました。
宝塚では見ることの出来なかった演技に感慨深くなりました。

お芝居のストーリーや舞台の情景が頭の中に入っていると、
ガラコンサートも、とても楽しめるものだと思いました。
「エリザベート」は楽曲の持つ素晴らしさもありますが、
それに負けない演者の方の声に感動いたしました。


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