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【スーパーゴール】2024AC長野パルセイロ選手別中間報告MF(アタッカー)&FW編【被害者の会】

後編です。

前編↓

https://note.com/makkymakimaki/n/n7923ed11a21c

MF

近藤貴司

愛媛、大宮、そして長野パルセイロとオレンジ色のクラブにしか在籍したことがないということで一部界隈で有名な俊敏系アタッカー。32歳とベテランの領域に達してきたためかやや怪我が増えがちにはなってきたが、それでもその俊敏性を生かしたハイプレスと惜しみない運動量は健在で、足元の技術も高く、試合に出れば一定の活躍は約束してくれるという意味では、いつどこで食べても味の変わらないマクドナルドハンバーガーの安心感に近い活躍を今季も見せている。
ミスった時に見せる、白い歯をキラリと光らせたセクシースマイルも健在で、なかなか入らないシュートを外した後の近藤の顔にもぜひ注目してみていただきたい。あと奥さんがめちゃくちゃ美人。

藤森亮志

長野県出身で気がつけばチーム在籍も古株になってきた左利きのアタッカーだが、今季主戦場の右ウィングバックのポジションでライバルとのレギュラー争いが激しくリーグ戦ではなかなか出場機会を得られていない。なんとかしようとピッチを走り回っているうちに試合が終わっていた・・・ということや、ドリブルをしていたと思ったら気がつけば守備をしていた・・・という場面が散見されたりとにかくパフォーマンスが安定しないのは試合感がないせいということにしてあげて、決して「去年からそんな感じだったような?」みたいな発言はくれぐれも慎んでください。
天皇杯1回戦対猿田工業戦では昨年の結婚発表後初の素晴らしいウェディングおめでとうゴールを1年越しに決めたのだが、そのゴールシーンをYouTubeでいくら探しても一向に見当たらないので、もし映像を持っている方がいたら藤森と僕に送ってください。

猿田興業戦ゴールの証。

山中麗央

パルセイロサポーターみんな大好き10番レオ君。今季はワントップの2列目ポジションでレギュラーポジションを掴みつつあり、去年はゴール前のバイタルエリアで前を向いてスピードとテクニックを生かした突貫突撃マンをやっていたが、最近はボールを受けに下がりつつ低い位置のボールを循環させるリンクマン的役割が目立つようになってきた。
今年はワントップに浮田が定着しポストプレーを頑張ってくれるので、より前向きに攻撃を仕掛ける機会が増えたせいかゴール数も順調に伸ばしており、この好調をこのまま維持してほしいと言いたいところだが、いくらレオが得点してもその後チームの守備が崩壊して吐血不可避大逆転負けを喰らっているので、そのゴールが悲しい空砲になっているのが現状。どうしてこうなった。
ホームにおける富山戦になぜか強く、過去2試合で4得点している。まあ今年のホーム富山戦は逆転負けしたんですけどね(全身から脂汗を垂れ流し泡を吹きながら痙攣)。

小西陽向

今年の一番の成長株。プレシーズンマッチでの対京都サンガ戦で京都サポーター達に相当なインパクトを残したらしく、「長野の13番は何者だ」と一時話題になった。小柄ながら強気な姿勢でドリブルを仕掛け、そのアジリティを生かした一瞬のキレで相手を抜き去っていく姿を見て、デビュー当時から昨年までの小西をずっと見ているはずの僕ですら「長野の13番は何者だ」と思ったのは内緒。
今季の長野パルセイロの得点パターンが【守備で耐えてサイドを縦にカウンターして浮田が決める】か【浮田目掛けてロングボール蹴ってサイドに展開してクロス上げて浮田が決める】なので、小西にはとにかくクロスボンボン上げてもらうしかありません。長野のゴールは君にかかっている。
ただあまり活躍されてしまうとすぐ上に引き抜かれるのがJ3の常なので、レオと共に末長くパルセイロパルセイロしてください。

三田尚希

今季在籍4年目でついにチームキャプテンとなった長野出身ゴールハンターだが、長野パルセイロ七不思議の一つ【パルセイロのキャプテンになった選手は翌シーズン移籍する】ジンクスが既に5年くらい継続中なので、三ちゃんのキャプテン就任が発表された時は何よりもまずそれを心配しました。
これまではシュートが上手い、決定力があるって印象が強かったけども実はキック精度が高く、縦パスが上手という新たな特性が見つかり、第7節対沼津戦では三田の正確な縦ポンキック→浮田がそのまま決めると言う、コスパ抜群ゴール直行最短ルート岐阜ー長野間恵那山トンネルコンビがここに爆誕した。
今年は浮田のゴール量産を影で支える役割が多くなったり、三田、レオ、近藤、忽那、更には小西と2列目の人選が豊富になったことで激しいレギュラー争いをしている状態だが、他の選手にはない決定力という大きな武器を持っているので、シーズン後半戦は30ゴールしてくださいいやしろ。

森川裕基

そばに支配された国、長野県において圧倒的うどん愛を貫くアタッカー。左サイドから出汁の効いたドリブル突破とコシの強い体幹で数多くのチャンスメイクをしてきたが、2024シーズンは得意の左前目のポジションが無く、ウィングバックとしてはより縦突破に強みのある選手が重用されていて出場機会に恵まれず、シーズン半ばに古巣讃岐へのレンタル移籍が発表された。移籍コメントを見る限り片道切符っぽいんで讃岐でも頑張ってね。
36人もの大所帯じゃあ出場機会に恵まれない選手出てくるのはしょうがないけど、ACL・天皇杯・ルヴァンカップ優勝目指してるJ1トップクラブよりも多く選手抱えてるのって正直多すぎる気がするんですけどどうなんですかね。その割に使う選手使わない選手はハッキリ分かれてるし、森川とかシーズン開幕前に移籍させてあげても良かったんじゃないかなーなんて思ったりもしますが、この件について酒飲みながらひたすらグダグダ語る会をいずれ居酒屋KITEN!でやりたいですね。元J3女◯大生さんあたりに仲介をよろしくお願いしたい。

忽那喬司

愛媛から加入したアタッカーで、シーズン前半の影のMVPといってもいいくらいの活躍を見せていた。
ボールを持った時のアイデアが豊富なのと正確なプレースキック、ペナルティエリアの左斜め45°あたり通称”忽那ゾーン”からの巻いたシュートで長野パルセイロを劇的な勝利に導いてきて瞬く間にパルセイロサポーターの心を鷲掴みにした。特に第5節対福島戦での88分、大雪の中に虹を描いたような大逆転プスカシュ賞受賞確定おめでとうスーパーゴール、天皇杯長野県予選決勝の試合終了間際の起死回生〜拝啓大内へ、パルセイロにいた2023年もそんな感じの失点食らってたよねあの頃が懐かしいね敬具〜フリーキックゴールはこれだけでご飯がどんどん進む濃厚な味わいのゴール、まるで信州味噌のよう。
愛媛在籍4年間での通算ゴール数(3ゴール)はすでに到達したので、これは実質忽那は長野パルセイロが育てたといっても過言ではないと思う。愛用してるボディーソープはバウンシア ホワイトソープの香り液体タイプ。

これ。

田中康介

福島ユナイテッドで主力として大活躍して個人昇格間違いなしと思われていたが、どこでどう間違えたのか長野パルセイロに加入した左ウィングバックのレギュラー候補。豊富な運動量とドリブルで縦に仕掛けていける突破力を持ち、攻守に渡って負担の大きい今季の長野パルセイロウィングバックとしての適性が非常に高い、頼りになる兄ちゃん。
攻撃性能が非常に高く相手を押し込めているときは良いのだが、3バックの性質上、被カウンター時に相手に裏を狙われることが多かったり、そもそもどこが相手でも押し込まれている時間のほうが圧倒的に長い今季の長野パルセイロの戦術ではもう少し守備に優れた他の選手が起用されることも多く、田中を生かし切れているとは言い難い。
下手に守備を意識し過ぎても後ろに重心が重くなってしまってどうせ失点が嵩むなら、いっそ全選手を攻撃に全振りした突撃ファイヤーフォーメーションでもいいのでは?

安藤一哉

髙木リキ監督の教え子として長年共にしてきた縁で?加入した、左利きだけど右サイドが主戦場のアタッカー。左利きの右サイドアタッカーってロマン溢れてて好き。
長野パルセイロでは主に右ウィングバックで出場しており、左足でボールを晒しながら縦にドリブルしたり、中に切れ込んだりして強気な姿勢も相まって攻撃力が非常に高い。ただ、守備においては【守備をしている】というよりは【相手にボールを取られたのがめちゃくちゃ悔しいからボール取り返しに行ってる】という負けず嫌い感情丸出しで動いている印象で、表情やジェスチャーからもその内にある熱い魂が伝わってくるがウィングバックとしてはかなり守備の不安要素になりうるので、現状は小西がファーストチョイスになることが多い。
できることなら3トップの右ウィングとかで起用できたらその攻撃力が存分に生きそうなので、突撃ファイヤーフォーメーション発動時は特攻隊長として据え置きたい。

FW

進昴平

昨年から長野パルセイロに在籍しているおしんだが、加入以来負傷離脱が多く、2019年にYS横浜で見せたような大活躍は長野パルセイロではまだまだ見せられていない。
前線で幅広く動いてボールを引き出し、ゴール前では色んな体勢からシュートを狙える技術を持っているが今季シーズン前半は怪我により離脱していて、復帰した今もやや身体が重そうでフィジカルコンディションは戻り切っていないように見えるが、それでも古巣YS戦では2ゴールと結果を出してここから本領発揮が期待される。2023年加入当初の半端ない動きのキレを見てしまっている身としてはもっとやれるはず、もっとできるはずと信じているので浮田へのマークが厳しくなってきた現状をなんとか打破してほしい。頑張れおしん!負けるなおしん!

浮田健誠

岐阜から加入した大型フォワードで、岐阜在籍時は0ゴール、1番点取ってたレノファ山口時代も右サイドでの出場が多かったという情報だけを見て「大きいけどサイドを突破していくタイプなのかな」なんて思っていたが全然違った。ワントップで身体張ってボール収めてくれるし、守備でもしっかりボールに寄せてくれるし、何よりJ3ゴールランキングトップ争いのできる得点力!こんなに得点してくれるフォワード何年振りですか?フォワードってこんなに得点してくれる存在だったんですね!?
今の長野パルセイロは、戦術浮田、キックアンド浮田、もはやAC長野ケンセイロといっても過言ではなく、逆に浮田が得点できないと勝てませんレベルになりつつあるのが問題。この大活躍ぶりに当然(一部の)長野パルセイロ界隈の中でも、
「浮田になら抱かれてもいい」(20代男性)
「浮田の逞しい腕で包みこんでほしい」(50代男性)
「 ( ゚∀゚)o彡゚抱いて!けんせい!」(30代男性)
などなどエンジェルハートを撃ち抜かれた乙女(心を持つおっさん)達が続出している。なんともギルティな男である。
あと結婚おめでとうございます!長野県は土地も安いから大きなマイホーム買いやすいですよ!!

木原励

浦和レッズ様から2年連続で育成型期限付き移籍でお借りした俊足アタッカーだが、正直育成しているとは言い難い起用方法になっていますほんとごめんなさい。
天皇杯などのカップ戦ではゴールもしてるし、なんならプロ公式戦初ゴールは長野パルセイロだし、レッズ在籍よりも長野パルセイロ在籍のほうが長いし、埼玉県暮らしよりも長野県暮らしのほうが長くなっているのでこのまましれっと長野県に家を買ってもよいのではないでしょうか。地主の方いらっしゃいましたら浮田共々仲介をよろしくお願いします。
長野県で遊ぶところというとだいたいイオンになるけど、ぶっちゃけ埼玉も同じだから全然大丈夫だよ。今年中に長野パルセイロでリーグ戦プロ初ゴールを決めて来年完全移籍で加入してね。

イ・スンウォン

高卒でJリーガーとなった韓国人フォワード。サイズも大きく、運動量も豊富。技術面ではまだまだ粗削りながら意外性のあるプレーで、いうなれば開けてビックリ玉手箱な存在。
第12節対岐阜戦での加藤の逆転ヘッド弾に繋がるドリブル突破からのアシストで一気にその名がパルセイロサポーターに知れ渡り、その後のヒーローインタビューにおいてチームメイトの加藤をあろうことか【47番の人】と呼んでしまい、加入から4か月くらい経っているのに実はまだチームメイトの名前を覚えきれていなかったところからも底の知れない大物感を漂わせている。
公式戦プロ初ゴールはまだ?だったと思うのでそろそろゴールという結果を出して、長野パルセイロで大活躍して、移籍金50億円を置き土産にしてくれるならバイエルンミュンヘン移籍を許可します。

監督についてはまたシーズン終了後に!

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