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【スイス留学】失敗談~バスのチケットを失くした話~

こんにちは!最近約3カ月ぶりにnoteの更新を再開しました、Hugoです!いつも記事を見て下さっている皆様本当に有難うございます。

ここ1カ月ほどで、来年度バーゼル大学に留学する方からも「記事を参考にしてます!」などと連絡を頂いたりすることがありました。1つの目標を達成しつつあって嬉しい気持ちと、情報のアップデートを怠っていたことへの情けない気持ちで、今回の記事を書き進めております。モチベーションは完全に回復したので頑張っていきます!

今日は留学先での大失敗談を話していきます…。バスの乗車券の話です。ほんの些細なことがきっかけではありますが、中々大きなダメージを負うことになってしまったので共有させてください。

1.不正乗車とその罰金について

ドイツやオーストリアなどと同様、スイスでは駅に改札口がなく、乗客が各々で有効な乗車券を購入・管理する「信用乗車方式」を取っています。ドイツの一部地域と異なり、車内に切符を切るような機械はないのですが、ごくまれに職員がしれっと乗り込んできて、乗車券のチェックをしていきます。

都市間を移動する長距離列車(SBB)では必ずチェックが入るのですが、上に「ごくまれに」とあるように、トラムやバスなどのローカルな公共交通機関ではチェックの頻度が少なく、キセル乗車が案外簡単にできてしまいます(キセルを推奨しているわけでは全くないのでご安心ください)。

しかし、キセルが一度バレると、その罰は重いです。1回の不正乗車で120CHF(=約15000yen)の罰金を払わなくてはならず、それに加えて当局のブラックリストに自分の名前が1年間記載されることになってしまうのです。

2.まさかの紛失

有効な乗車券を持たずに交通機関を利用すると、当然ではありますが、如何なる理由であれ罰せられます。寮についた当初は、「まさか自分が巻き込まれることはないだろう…」と思っていました。

11月某日、やや遅めに起床してしまい、乗車券を買った後、授業に間に合うよう慌ててバスに飛び乗ったときの事でした。暫く席にいると、たまに来る職員の方が近づいてきたので財布からチケットを取り出そうとしました。

ここで買ったはずの乗車券がどこにも見当たらないことに気が付きます。コートのポケットにも、ズボンのポケットにもありません。もしかしたら、急ぎ過ぎて券売機からチケットを取り出してなかったのかもしれません…バカすぎる…。職員の方に、必死のドイツ語で事情を説明します。でもやはりダメでした。念のために発行しておいたレシートすらも行方不明です。

3.その後の対応

結局罰金を払うようにという督促状がその場で発行されてしまいました。申し訳なさと自分の不運を呪う気持ちとでいっぱいでした…。レシートを見て、異様に高い請求金額にぎょっとしたのを憶えています。

そして、その次に嫌だったのが、IDカードを使った本人確認の時に、住所やらプロフィールやらを大きな声で呼び返して確認されることです。周りの乗客から「ほう、お前がキセルを働いた○○在住の○○か…」という冷たい視線が送られてきます。実質晒し首です。頭を抱えながら次の駅で降りました。

その後、カスタマーセンターに行って請求金額を支払います(クレジット払い可です)。こんな思いをするのは二度とごめんなので、乗車券は何があってもスマホケースのポケットに入れるようになりました。この記事を読んでいる皆様も、スイスを訪れる際は本当に気をつけてください!

それでは、より明るい話題を提供できるように今週から始まる学生生活を楽しんでいきたいと思います!Auf Wiedersehen!


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