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意外な事実!コーヒーがあなたを疲れさせる理由

こんにちは、分子栄養学認定カウンセラーの
松本千賀子です。

今回は、
何気なく飲む一杯のコーヒーが
実はあなたを疲れさせているかも…

そんなお話をします。

ちなみに私はコーヒーが好きです。
以前はほとんど毎日、コンビニコーヒーや自宅でハンドドリップのコーヒーを飲み、旅先でもカフェ巡り&お土産に必ずコーヒー豆を買うほどでした。

現在はというと、栄養学を学んで
私のコーヒーとの付き合い方は変わりました。

「疲れている時こそ、コーヒーはお休みする」
ようにしています。

今は飲んで月数回、選択肢があればデカフェに変更しています。
コンビニのコーヒーは買わなくなり、旅先や友人との食事の際にいただくことが多いです。

(テーマはコーヒーとしていますが、カフェインを含むもの全般を指します。私はカフェではノンカフェインのハーブティーなどを選んでいます)

では、栄養学的な理由を3つお伝えします。

①身体を興奮・戦闘モードにする

コーヒーに含まれるカフェインが交感神経を刺激し、不安や緊張を引き起こします。

脳が活性化し集中力が高まるように感じる一方で、動悸がしたり、リラックスとは反対の作用を起こします。

要はカフェインで一時的に麻痺させて身体を働かせているんですね。

②成長ホルモンの分泌を阻害し、身体を老けさせる

カフェインが睡眠を妨げるのは知られていますが、喜ばしくないのは、細胞を修復してくれる成長ホルモンの分泌も妨げてしまうこと。

成長ホルモンは深い睡眠時に分泌されます。
カフェインを飲むと、その日は”老けた一日”で終わってしまう可能性が。
カフェインが抜けるまで9時間かかるので、23時に寝るなら14時以降は控えたいところ。

③鉄の吸収を阻害する

コーヒーに含まれる成分が鉄の吸収を阻害します。

鉄は、体内でエネルギーを作る工場(ミトコンドリア)の材料として必須。鉄が不足するとエネルギーの製造ラインが止まり、どんどん疲れやすくなります。

コーヒーでドーピングしてない?

コーヒーを飲むなというわけではなく、
コーヒーが好きな事自体は全然いいんです。

ただ、こんな人↓
✔️朝ご飯は食べない(食べられない)が、コーヒーだけは飲む
✔️コーヒーを飲むと元気が出ると感じる
✔️ コーヒーがないと動けない
✔️甘いものやコーヒーがやめられない

はコーヒーでドーピングしている危険性あり。

「飲まないで一日過ごして」と言われて抵抗感があるなら、仮に一日一杯でも中毒に近いです。


カフェインを飲めば動ける!元気になる!
というのは、あくまでも
”元気の前借り”

身体にとってあなたはブラック企業の社長ですw

結果、さらに疲れやすくなり、
またコーヒーを飲むという無限ループ…

本当は、
コーヒーに頼らずとも元気に動ける体が理想。

コーヒーには抗酸化力があるなどメリットもありますが、他にも抗酸化食材は色々あります。

私ドーピングしてたかも〜
という人は、見直すきっかけになれば嬉しいです☺️

※ただし、一日に何杯も飲むような方は、急にゼロにすると動けなくなるなど離脱症状が出る可能性があるので、回数を減らす、ノンカフェインコーヒーにするなど徐々に抜いていきましょう。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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10年間、大学病院の消化器外科/内科に勤務後、
分子栄養学に出会い、自身の不調を食事で改善した経験から、不調は食事と栄養で改善できると知り、
現役ナース&栄養カウンセラーとして活動しています。

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