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マティス展。巨匠マティスと普通わたしの人生の共通点。

マティス展に行ってきました。

行きたいなーと思ってて、
まだだいぶ期間あるからまだいいかと思ってて、
やばい!もう終わる…!いつの間に…!

っいうの、よくありませんか?

あー、もう行かなくていいかな…?

と思いかけたんですけど、

たまたま入った食堂で、
たまたま座った席に
マティスの「花と果実」の壁画の絵のカードが
飾られていました。

こういうことってありませんか?

迷ってると、
サインみたいなのが現れるパターン。

あー、行くやつか。

と思ったので、行ってきました。

マティスは、
こんなに一挙にたくさんの作品を見たのは、
はじめてな気がします。

こういう展示だと、
画家の一生を辿りながら、
観れるのがいいです。

マティスと私の人生の共通点。

こうして名を残した人の生涯を知ると、

何か病気や悲劇がきっかけとなって、
その後の運命を形作れることが多いなと思います。

そうなるべくして、
起きた。

そのために起きた。

そんな風に見えます。

だからといって、
苦難の中にこそ贈り物があるから大丈夫なんだよ。

なんて簡単に言うつもりはありません。

そんなこと、
そのときは思うことはとても難しい。

苦しい時はとてもただただ苦しいだけだと思う。

けれど…、

悲しみや苦しみ、苦難の中には
必ず大きな贈り物がある。

というのは、真実のように思う。

そうでなければ、

マティスが筆を手にとり、画家になることはなかっただろうし、

切り絵という新たな手法に
たどり着くこともなかったと思うのです。

これはどんな人の人生にも
大小さまざまなに起きている気がします。

私の人生も振り返ると、

その時つらくて仕方なかったけれど、
その後にあれは、
贈り物だったんだなと今はそう思えることばかりです。

そしてそのことは、
苦しい時の救いになると思うのです。

あくまで私は、です。

あなたにはあなたの考えがあるから、
それがあなたにとっての正解だと思います。


前は前期の絵の方が好きで、

切り絵以降の作品は、
あんまりだったんだけど、

今回みたら、

後期の切り絵以降の作品の方が断然好きだった!

ディック・ブルーナが「研ぎ澄まされたシンプル」と
言っていたように、

身体が不自由になったことで、
かえって余計なものが削ぎ落とされ、
自由になっていったように見えました。


そして、

手段や手法は目的ではなくて、
目的のために手法がある。

ということも改めて思いました。


ロザリオ礼拝堂は、
前から一度行ってみたいと思ってた場所。

今回その内部が再現したされていたけど、

現地で見たらどんなだろうなぁ。

マティスが
自分の完成形で到達点と言ったその場所に
いつか足を踏み入れてみたいなと思いました。

どんな到達点が見れるんだろう。


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