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バレーボールの思い出:朝井リョウさんまで295日

朝井リョウさんは高校時代バレーボール部だったそう。

そして、この本の桐島もバレーボール部をやめた

↑ 描写があるあるで、バレーボール経験者は共感できます!!

わたしもバレーボール部を長年やっていたので
朝井さんの作品で出てくるバレーボール表現はワクワクする。

一方で、大人になって振り返るとバレーボールの指導って
結構かなり問題あると思っている。

バレーボールの指導ってどうして「あぁ」なんだろう

「あぁ」というのは、やりすぎということ。

しかし、当時どのチームも「あぁ」だったから
そういうもんだと思っていた。

中高生は背格好は大人に近いかもしれないが
経験や思考はまだ大人の途中で、
コンプライアンスには疎いのだということを
大人になって振り返って思う。

それが過剰だとは知らず
素直に、その指導を受けてしまうのだ。

なんで楽しくやるために入った部活で
練習中に泣かされないといけないのだ?

「あぁ」いう指導とは?

例えば、
ボーっとしてんな!!で平手打ちとか怒号。
ミスで筋トレや校庭一周

これは、自分のチームだけでなく、
他のチームでも普通に見られた。

だから、それが普通だと思っていた。

しかも、地区大会1回戦に勝てないくらいのチームであっても
その指導なのである。

それで、バドミントン部など他の部活に
部活の様子を聞くと信じられないほど穏やかで驚くのである。

大山加奈さんも指摘されている。

大山加奈さんをご存知だろうか。
元日本代表のバレーボール選手で、
今は指導を行っていることで有名だ。

特に、バレーボール指導の行き過ぎたスパルタ指導について
警鐘を度々鳴らしている。

おそらくバレーボール経験者の中には
共感できすぎて、涙する方もいるのではないだろうか。

それだけ、バレーボールの指導は
場合によってはトラウマレベルに達するものも
あるのではと思っているし、
ひどい指導があってもおかしくない状況なのだ。

たかだか1点、1勝のためにこんな思いをするなんてと
勝利のための指導が
本人のやる気を大幅に削いでいることもある。

上記コラムでも
「大会が(コロナで)なくなってよかった」
というコメントを高校生が大山さんに送信する場面が登場する。

その気持ちわかるな・・

朝井リョウさんはきっと稀にみる楽しい部活だったんだろう

朝井さんは、
社会人になってもバレーボールしたい!!
と思って行動するのだが

そう思えるのは、バレーボール部で人に恵まれていたのだろう。

うらやましい!!

せっかくスポーツやるなら楽しい思い出を作れるよう
穏やかな所属を選ぶのが大切だ。

・・
今日は「バレーボールの思い出」のお話。
明日もお楽しみに!

小声:
スキ♡を押してもらえると嬉しい!
反応があると明日も続けられそう!
・・・・

人生を変えた一冊(と朝井さんに言いたい)

風と共にゆとりぬ (文春文庫)

↑↑
本書では、朝井さんは社会人になってバレーボールサークルに
入った顛末が紹介されています。
しっくりくるグループに出会うまでのエピソードは爆笑ものです