地域創生ジャーナリストの最終目標はなんですかと聞かれて
先週、私のnoteに関心を持ってくださった方とオンラインでお話しする機会がありました。彼女は地域課題の解決にジャーナリストとして貢献していきたいと考えている高校生です。
宮城県出身で、5歳の時に東日本大震災を経験。この時の記憶がジャーナリストを志す彼女の原点となっているようです。
話してみると誠実な性格で、自分の視点を持つ強さがすぐに感じられました。質問もとても直球で、好感を持ちました。また、私も自分自身を振り返るいいきっかけとなりましたね。
特に印象に残っている質問は「地域創生ジャーナリストの最終目標はなんですか」です。正直考えたことありませんでした。
もちろん、自分の発信した情報が地域課題の解決につながってくれるのが理想ですが、現実的にはそこまでの強い手ごたえを感じることはほとんどありません。Webや講演での情報発信だけでは地域を変えるほどのインパクトはないと感じています。
それでも、地域で光と影を放つ人を取材することがとにかく楽しい。私の活動の原動力は楽しさに尽きますね。政治家や官僚、気鋭のスタートアップ、大企業の経営者も大勢取材してきましたが、私は地域でがんばっている人の情報発信が自分に一番向いていると思います。
取材相手が「推し」になることが多いからです。推しだから魅力を語りたくなる、発信したくなります。できることならば、推しをずっと見続けたい。関わっていきたいとも思います。
そう考えると地域創生ジャーナリストは職業というより、生き方なのかもしれません。死ぬまで続けることが最終目標です。
昨年、noteを読んで連絡をくれた大学生は私の活動を「楽しそう」と評価してくれました。とてもうれしかった言葉です。
私自身が楽しみながら、これからも全国に「推し」を見つけて紹介していきたいです。未来を担う若い人たちが地域の魅力を再発見するきっかけを作ることができれば、最高ですね。
私の活動に興味のある方は気軽に連絡をいただけるとうれしいです。一緒に地域の魅力を広げていく輪を広げて、もっと多くの人に地域の良さを届けていきたいですね。ぜひ皆さんの思いも聞かせてください!