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突き抜ける龍のエネルギーとブルースの神バイブス✨✨✨✨✨✨✨✨✨


メンフィスの空港に着くと
前乗りしていたスタッフのみんなが
迎えにきてくれていた。


私の状況を知り
私の心と体を気遣うように
暖かい笑顔でむかえてくれる、
その想いに目頭が熱くなる。


それだけでも
私の心に光が差し込み、
優しいエネルギーに触れて
ありがたくてありがたくて、
開国し、スケジュールを
オープンにする事で
受け取ることができた
大きな大きなギフトだった。


 人の優しさが全身に沁みる


人生のシナリオの中で
どん底のどん底から
自分をとりもどすべく
起死回生していく際も
例外はなく、


概念×意識の存在次元×意識の矛先
(自分の概念ではないものは使えないので、要注意)
の掛け合わせによって、
舞台は設定され、(設定して)
作られていく。(創造していく)


そのどれもが
今世で体験したいと
自分で選択した台本で、
自分で選択したキャストだ。

ハッピーな時は
それを受け入れる事は
容易く、お見事!って感じ。
かたや、どん底のどん底では
大抵は受け入れがたく
何故?がつきまとう。


実際、流産の悲しみは、今まで
そんな悲しみがあるとは知らずに
生きてきましたレベルで、
何故?何故?の嵐だった。


けれど、とにかく受け入れない
事には、次のシナリオが
はじまらない。


何故なら、
私が選んだのは
起きた事が最高最善だと知る為、
確認する為のシナリオだからだ。


だから、


「流産したからこそできる事に
  目を向けて、、、」


というガイダンスと、
ハートに従って進む事で
大きな何かが介入してきて
ナビゲートされたかのように、
メンフィスまで来ていた。


舞台は東京から
アメリカ南西部の
ブルースの聖地に。


メンフィスに向かう飛行機の中で
夢を見た。私が誰かと黒人の姉妹で、綿花畑で綿花を摘んでいる夢...
まるで、カラーパープル...
夢の中で、何かが
ドリームコンタクトをしてきて
それを魅せているようだった。


撮影初日、
教会のシーンからはじまる。


ステンドグラスが美しく、
古き良き教会といった風で
とっても落ち着く空気感だ。


そこに
タペストリーに書かれた
メッセージがあった。


      " Hope "


流産直後の私には
なかったものだ。


カラーパープルの映画でも、
黒人社会について、
その歴史について描かれていて、
ともすれば、希望など、何処にもないような展開ばかりだ。


その中を生き抜くタフな精神は、
いったい何処からくるのか。
湧き出でるようなエネルギーは
いったい何処からやってくるのか。


映画の中の
その源泉に共鳴して、
自分の中にもその源泉があり
それを思い出すかのように
感じとっていった。


ずっと長年の間、
この古くからある教会の
" Hope "というメッセージは、
ここを訪れた人達の霊的進化を、
外的要因によって妨げる事がないように掲げられているようで、
祈りを捧げながら、決して見失うことのないように、大切なものとして、私にも伝わってきた。


決してあきらめない
何にも屈しないで
希望を持って
叶えて見せる


そんなエネルギーが
教会の中に立ち込めていて
何かと共鳴して
私の心をパワフルにし、
思い出させるように、全てと
調和していた。


   何と共鳴しているんだろう


次の日
夜中にホテルを出発し、
街から離れた綿花畑に
向かった。


月が沈み、太陽が昇る。
あたり一面が明るくなってきた頃
車の窓から外を見ると
水平線の果てまで全てが
綿花畑だった。


何処をみても
綿花畑


それ以外は
太陽と、木と、雲と、鳥と、風、
綿花畑の寒さの中、
暖め合いながら撮影は進んでいく



太陽が沈み
マジックアワーが訪れた。
なんて美しいんだろう。


そして
空を見渡した時、
そこに現れたのは
東京の空では決して見れないような
大きな大きな、龍だった。


流産した子に
つけようと思っていた名の、
龍輝、のエネルギーが空一面にあるようで、全方位綿花畑に立つ私に、
全方位からありったけのエールを
送ってきた。


   ああ、
   これを受け取りに来たんだ。


思った瞬間、
足元から全身にむけて
電光石火の光が
迸るように走って
突き抜けていった。


  龍輝のエネルギーに違いない...


その後
少し異動したところに
掘立て小屋があった。


そこにもメッセージがあった。



       宇
       宙
                   
                   

アメリカ南西部の
メンフィスの掘立て小屋に
日本語で、縦に“ 宇宙 "と
書いてあったのだ。


        宇宙!!!


ドキドキした。
" 宇宙 "の文字が
何かを訴えかけてくる。


       でも、
       宇宙が、何???


最終日の夜、観光ブルースBarに飽きてきた私達は、地元のコアな場末のディープなブルースBarに、
酔った勢いでくりだした。


タクシーで乗り付け、
「ハーイ!」とそのドアを開けた瞬間、何事かと店にいたお客全員が、こっちを向いてキョトンとしていた。けれど、即、大歓迎、珍しいアジアンピープルを暖かく迎えいれてくれた。


飲んで踊って大騒ぎ、
ブルースの聖地でブルースの生演奏、生歌を聴き、彼らの生活の一部でもあり、パワーの源となる音楽で私達をブルースの神バイブスの境地まで、連れて行ってくれた。

     Wow !!


帰る時には、

 「また、ここに帰って来いよ。」


と、最高のフレーズで、最高のブルースを心に響かせてくれた。


そして、
その言葉どおり、3ヶ月後に又、
メンフィスに来る事になるとは、
その時はまだ、つゆ知らず、
ベロベロの一行は、ディープなBarをあとにしたのだった。


完全に次の
何かが、はじまっていた。。。 























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